一番の強みが一番の弱みとなりうる [ものの見方、考え方]
「成功する会社のビジネスプランには、何かしら「強み」があるものだ。ユニークな配送システムのこともあれば小売り戦略のこともある。そして、それらは確かにその後の成功要因になる」。
続けて、ジョン(住人注;ジョン・ドーア)は興味深いことを言った。「だが、最初の成功要因が、後から失敗要因になることがわかったんだ。
~中略~
では、この原則を、個人にあてはめて考えてみよう。
あなたが職場で発揮する能力として、一番の強みとしているものは何だろう?それがあなたの一番の弱みと化すことはないだろうか?
~中略~
政治の世界ではそういうことがよくある。世論調査の専門家たちはそれを「セマンティック・ディファレンシャル(行動の意味の差)と呼んでいる。
魂を売らずに成功する-伝説のビジネス誌編集長が選んだ 飛躍のルール52
アラン・M・ウェバー (著), 市川裕康 (翻訳)
英治出版 (2010/2/25)
P244
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