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最初から結論は出ている [ものの見方、考え方]

この経験が教えてくれるのは、わたしたちはときに(しょっちゅう)、自分ではっきりと意識している優先事項をもとに選択しない場合があるということだ。
むしろ、自分はこういうものがほしいという直感がまずあって、それに自分の判断基準を合わせることを、頭をフル回転させてありとあらゆる方法で正当化する。そうすれば、本当にほしいものを手に入れながら、自分が合理的で理路整然とした優先事項をもとに行動しているという体験を―自分に対しても他人に対しても―保てるというわけだ。

ずる―嘘とごまかしの行動経済学
ダン アリエリー (著), Dan Ariely (著), 櫻井 祐子 (翻訳)
早川書房 (2012/12/7)
P188

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