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「SNS依存症」の分類 [医学]

 このような「SNS依存症」の背景を考えていくと、その根源は、バーチャルではなくリアルな社会でのコミュニケーションが拙劣であることは間違いない。しかし、その病理を考えると、次の4つのタイプに分かれるのではないかと思っている。

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う
保坂 隆 (著)
大法輪閣 (2017/1/11)
P92

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

  • 作者: 隆, 保坂
  • 出版社/メーカー: 大法輪閣
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 単行本

 

DSC_3080 (Small).JPG宗像 大島

P97
ここで、SNS依存症の4つのタイプをまとめておこう。
<SNSは、従来からあった病理を解決したツール>
①対人緊張型―人前では緊張してしまうタイプ。以前は対人恐怖症、赤面恐怖症などとも言われていた。彼らにとっては人前での緊張感がないので好んで使えるツールとなった。
②スキソイド型(統合失調型)―他人との距離感が近づくことに不安感を抱くタイプ。自由な距離感を保ているツールとなった。
<SNSは、現代的な新たな病理が利用するツール>
③センター試験型―他人との比較に敏感なタイプ。「いいね」の数は自己評価になるので、この数の増加を求める。
④自己愛型―自分を露出し評価を得たいタイプ。写真や画像を投稿し、高い評価を期待する。

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

  • 作者: 隆, 保坂
  • 出版社/メーカー: 大法輪閣
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 単行本


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