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高齢者の高齢化 [社会]

P27
今後の日本の高齢社会とは「高齢者」の高齢化が進んでいく社会でもあるのだ。
 一方で、65歳~74歳人口は2034年まで概ね減少傾向をたどる。その後、一旦は増加に転じるものの、2041年に1715万人となった後に再び減り始めると予測されている。一億総活躍社会の実現を進める安倍政権は、労働力不足対策として高齢者の活用に期待をかけているが、企業などが”即戦力”として期待するような比較的若い高齢者(65~74歳)はむしろ減っていくのである。

P68
 2024年の日本の人口は、2015年よりも390万人ほど減る。その一方で75歳以上は490万人ほど増え、約2121万人を数える。65~74歳を含めると、高齢者全体では約3677万人に達する。国民の3人に1人が65歳以上、6人に1人が75歳以上となる計算だ。
毎年の死亡者数は150万人を超え、出生数の2倍になる―それこそ人類史上において経験したことのない「超・高齢者大国」の出現である。

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
河合 雅司 (著)
講談社 (2017/6/14)

DSC_4381 (Small).JPG宇佐神宮


タグ:河合 雅司
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