微笑むことができない者は、商売をしてはならない [処世]
微笑むことができない者は、商売をしてはならない
中国の古い諺
デール・カーネギー 著
田中 孝顕 訳
こうすれば必ず人は動く
騎虎書房
P261
人に好かれたければ、不機嫌な性格を改めること
デール・カーネギー 著
田中 孝顕 訳
こうすれば必ず人は動く
騎虎書房
P262
顔色容貌の活溌愉快なるは人の徳義の一箇条にして、人間交際において最も大切なるものなり。
~中略~
世界の土地は広く人間の交際は繁多にして、三、五尾の鮒が井中(せいちゅう)に日月を消するとは趣を異にするものなり。
人にして人を毛嫌いするなかれ。
福沢 諭吉 (著)
学問のすすめ
岩波書店; 改版版 (1978/01)
P182
P15
雨だから売れないのではない。
雨でオーナーが不機嫌になるから売れないのだ。
P33
お店のお客さんのドキドキ感はどこから生まれてくるかというと、それはお店で直接応対している従業員さんからです。
従業員さんの空気は誰から生まれるかというと、店長さんです。
店長さんの空気は誰から生まれるかというと、オーナーさんです。
その見せに入って、お客さんが暗い気持ちに落ち込んでしまったら、そのときはオーナーさん自身の気持ちが落ち込んでいるのです。
中谷 彰宏 (著)
人間に強い人が成功する―目のつけどころが変わる50の方法
PHP研究所 (1997/06)
心にもない笑顔ーそんなものには、だれもだまされない。そんな機械的なものには、むしろ腹が立つ。
わたしは真の微笑について語っているのである。心あたたまる微笑、心の底から出てくる笑顔、千金の価のある笑顔について語っているのだ。
ミシガン大学の心理学教授、ジェームス・マッコネル博士は、笑顔について次のような感想を述べている。
「笑顔を見せる人は、見せない人よりも、経営、販売、教育などの面で効果を上げるように思う。
笑顔の中には、渋面よりも豊富な情報が詰まっている。子供たちを励ますほうが、罰を与えるよりも教育の方法として優れているゆえんである」
デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
人を動かす
ハンディーカーネギー・ベスト
創元社 (1986/11)
P96
二週間でいい。二週間でいいから、良い表情を浮かべるよう努力して欲しい。
そしたらあとは、いっさい顔のことは考えなくててすむ。せっかく天からもらった顔だ。今まで冒瀆してきた分の半分でいいから、努力することだ。
まず、目もとには、いつも優しい表情を浮かべるように。そして、全体としては微笑んでいるようなのがいい。
その意味では、修道士の表情など少し見習ってみてはどうだろう。善意にあふれ、慈愛に満ち、厳かななかにも熱気のこもった表情―なかなか人の心をひきつけるものを持っていると思うが、どうだろう。
もちろん、表情だけがいいわけではない。たいていの人は、心がともなっていると思われるからこそ、彼らの表情が人々の心をとらえ、好感をもって受け入れられるのだ。
父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P225
父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)
- 作者: フィリップ・チェスターフィールド
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: 文庫
陽気さと適度のユーモア、そよ風のような快活さ(30)ローエルの言う心が「南を向いている性質」は、医学における基礎研究・臨床を問わず、大いに役立つものである。陰気で気難しい気質を持つ多くの人達がさまざまな苦しい試練のさ中にあって絶えず機嫌よく毎日を過ごすことは難しい。
だが、渋面で患者を回診するのは、許しがたい誤った行為である。
P388
(30) ローエル(James Russell Lowell,1819-1891):米国の詩人・随筆家。外交官でもあった。この引用句は「朗らかな気質」を意味し、ローエルの詩「ジョージ・ウィリアム・カーティスへの書簡」("Epistle to George Wiliam Curtis,"postscript,line 54)。
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P359
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