超システム(スーパーシステム) [ものの見方、考え方]
私は、こういう自分で自分を作り出していって、自分で自分の運命をきめるようなシステムを、超システムと呼んでいるんですが、
この超システムというのはシステム自体が自己目的化しているんです。
多田 富雄 (著), 南 伸坊 (著)
免疫学個人授業
新潮社 (1997/11)
P68
P71 「進化」の英語はエボリュ―ションですが、もともとは「展開する」とか「回転する」といった意味です。
別に「進歩する」という意味はないのです。
免疫系とか脳とかの超システムは、一度展開が始まったらもう止まらないという形で、ますます複雑化してしまったのではないでしょうか。
おかげで逆に弱点も現れてきたのです。
「無数にあるシステムそれ自体を語ることに、いったいどんな意味があるというのか。大切なことは、まずどういう選手がいるか把握すること。個性を活かすシステムでなければ意味がない。システムが人間の上に君臨することは許されないのだ」
オシムの言葉 増補改訂版
木村 元彦 (著)
文藝春秋; 増補改訂版 (2014/1/4)
P240
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