男の金のかけ方 [人生]
いかに服装は質素にしていても万年筆だけは、たとえばモンブランのいいものを持っているということはね。
アクセサリー的な万年筆がふえたけど、そういうものは駄目。
~中略~
職業とは無関係。だから、青函トンネルの工事している人が、そこでモンブランのいい万年筆を出して書いても、それはもう、むしろ立派に見えるわけですよ。
池波 正太郎 (著), 柳下 要司郎 (編集)
新編 男の作法―作品対照版
サンマーク出版 (2004/05)
P112
タグ:池波 正太郎
2020-01-11 08:06
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