人情の通弊 [処世]
餵うれば則ち附き、
飽けば則ち颺( あが)り、
燠( あたた)かなれば則ち趨( はし)り、
寒ければ則ち棄つ。人情の通患なり。
洪自誠
守屋 洋 ( 著), 守屋淳 ( 著)
菜根譚の名言 ベスト100
PHP研究所 (2007/7/14)
P131
空腹の時はまつわりつくが、満腹すれば見向きもしない。
裕福なときはせっせとやってくるが、落ち目になると寄りつかない。
これは人情の通弊である。
大きな賞賛が与えられる。
そのとき、こっちの一人はとてもはにかむ。
もう一人のほうは、いよいよもってあつかましくなる。
「曙光」
超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
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