感謝の心 [宗教]
P179
私たちは、たしかに遺伝子の作用によって生かされているのですが、遺伝子からの情報だけで生きているんじゃなくて、テレビと同じように微量の波を出すことによって、宇宙にある大きな情報波と共鳴する。
遺伝子のなかにブラウン管と同じようなものがあり、ふっと神さまと同じような周波数の波を少しだけ出すことによって、神さまの波動、エネルギーがどっと入ってくるものだと思います。
それを枯らしてしまい不可能にしているのが「我」なのです。
~中略~
私はそこに感謝の心、理屈ぬきの純粋な感謝の心が不可欠だと思うのです。
この大宇宙は感謝の心で満ち溢れているわけで、それはすなわち神さまの心、ご加護のことです。
こちらから電波を出すというのは、つまり神さまに対して感謝の気持ちを抱くことです。それも何ほどの見返りも期待しない素白の心をもってです。
そうすることによって、テレビの大画面のように大宇宙の心、神さまの心が導かれ、心が喜びで満たされるのです。
これが本当の感謝であり、悟りと言われてきたものです。
と、こう言えば実に簡単なことのようですが、実際は難行苦行よりもはるかに難しいことかもしれません。
P190
感謝もいまは間違っています。
神さまにお願いして、お恵みをいただけたら感謝する。
これは感謝とは違う。これは取引です。
これだけお賽銭をあげるから、その代わり神さま、子供を入学させてくださいという取引ですね。
~中略~
入学したから感謝するのではないんです。感謝したら入学するということなんです。
世の中は逆さをやっているですね。
~中略~
だからどんなに病気でも、健康でありがとうございますと言いなさいというんです。そしたら健康が来る。
ですから、病気になったら、感謝が足りないんだなと気づけばいいんですが、それに気が付かずに、薬とか何かで治そうというから間違ってくるんです。
本当に感謝するということが一番大切なことなのです。
葉室 頼昭 (著)
神道 見えないものの力
春秋社 (1999/11)
P187
神道 見えないものの力 〈新装版〉 (神道コレクション・日本人の美しい暮らし方)
- 作者: 葉室 頼昭
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2013/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
葉室 頼昭 (著)
「神道」のこころ
春秋社 (1997/10/15)
感謝の心はたゆまぬ教養から得られる果実である。
それを粗野な人々の中に発見することはない
サミュエル・ジョンソン博士
デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
道は開ける
ハンディーカーネギー・ベスト
創元社 (1986/11)
P192
1888年、米国ミズーリ州の農家に生まれ州立学芸大学卒業後、雑誌記者、俳優、セールスパーソン等雑多な職業を経て、YMCA弁論術担当となり、やがてD.カーネギー研究所設立。人間関係の先覚者として名声を博す。1955年、66歳で死去。
人から物をもらったり何かしてもらったりしたときは、感謝の意を表明するのが礼儀だ。
その点については、親は自分の子どもに対して、幼児のころから繰り返し繰り返し教えこんでいる。子どもが人から何かをしてもらったりするときは、そのつど「ありがとうは」といって注意を喚起して、口に出していわせるようにしている。
人間社会でつつがなく生きていくために必須のルールの一つであるから、執拗に順守を習慣づけようとしているのだ。
超説得力
山崎 武也 (著)
講談社 (2003/11)
P48
P10
心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローは、一連の研究の中で、被験者を二つのグループに分け、一つのグループには「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書いてもらう」という実験をしました。
~中略~
最終的に、感謝していた人々はよく眠れるようになり、より多く運動をするようになり、身体的な不調も減ったのです。
P13
「意識を向けるものは拡大します。恵まれた部分を考えれば、人生はもっとよくなります。何が起きようとも感謝できるようになると、チャンスやいい人間関係、お金までもがもっと流れこんでくるようになりました」
テレビ番組司会者 オブラ・ウィンフリー
ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハー (著), 成瀬 まゆみ (翻訳)
大和書房 (2015/1/10)
謙虚な気持ちで、平和に恵まれた状態に返るために、わたしが発見した最も簡単な方法は、感謝すること。 感謝の気持ちを抱くだけで、人生はすばらしいものになるのです。
奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき
ジル・ボルト テイラー (著), Jill Bolte Taylor (原著), 竹内 薫 (翻訳)
新潮社 (2012/3/28)
P286
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