自覚的消費者 [社会]
生産者が生活費さえ賄うことができないような、また貧困に苦しむ第三世界から不当な安値で買い入れ、いわば略奪資源によって作られたものであれば、それがいかに破格の安値であろうと「わたしはかいません」と、そう意思表示のできる消費者のことです。
内橋 克人 (著)
共生経済が始まる 世界恐慌を生き抜く道
朝日新聞出版 (2009/3/19)
P61
P129
「今日のシステムの犠牲者は、第三世界の人々と自然にほかなりません。このシステムが自ら機能するために、今後もそれらの人びとと自然は容赦なく搾取され続けるでしょう」
(「エンデの遺言」)
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