教育 [教育]
教育とは、もって生まれた資質以上に人間を変え得るものだ、~略
まず、私が幼い君にしたことは、まだ判断力のないういちに、善を愛する気持ちや人を敬う気持ちを植えつけることだった。
~中略~
私が次に志したのは、君に、実質的で片寄りのない教育を施すことだった。
~中略~
そして今、最後に残っているのが、人との接し方、礼儀作法を教えることだ。
これを知らなければ、せっかく身につけたものが不完全となり、輝きを失い、ある意味では無駄になってしまうだろう。
父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章
フィリップ・チェスターフィールド (著), 竹内 均 (翻訳)
三笠書房 (2011/3/22)
P230
父から若き息子へ贈る「実りある人生の鍵」45章 (知的生きかた文庫)
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: 文庫
都久夫須麻神社 竜神拝所2
子どもに適切に教育するためには、子どもを育て結局のところどんな大人になってもらうかということについてはっきりと常に意識していなければなりません。
~中略~
子どもは親や教師を自分と対等である、と考えています。そのような状況にあって旧来の育児や教育はもはや通用しないようになってきている、と思います。
アドラー心理学ははっきりとした目標を掲げ、絶えずその目標を達成する方向で子どもを援助します。
まず育児の行動面の目標として、
一、自立する
二、社会と調和して暮らせる
ということ。
そしてこれを支える心理面の目標として、
一、私は能力がある
二、人々は私の仲間である
という目標を提示します。
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために
岸見 一郎 (著)
KKベストセラーズ (1999/09)
P38
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
- 作者: 岸見 一郎
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1999/09/15
- メディア: 新書
人間が禽獣ではなく、人間らしく生きる道が道徳なんです。そこで道徳というものは刑罰でもない、理屈でもない、最も真実・自然なのだから、そこで道徳教育、生徒の道徳実習ということになってくると、どうしても指導者・師たる者が言論よりも方法よりも、強制よりも何よりも、自然に自らお手本になるということです。
身を以て垂範する。だから教育の教という字は、これは效(ならう)、人間の則り效う所となるという字です。先生が生徒のお手本になるというのが教育です。訓育のもう一つ根本問題です。
子どもは理屈はわからなくても、お手本を見て倣うものです。模倣模倣というけれども、模倣は感化で、人間の本能です。
安岡正篤
運命を開く―人間学講話
プレジデント社 (1986/11)
P90
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