人が認める基準 [ものの見方、考え方]
あることを人が認める、その場合は三つある。
まずは、その事について何も知らないから。
次には、それが世にありふれているように見えるから。
そして三つ目は、すでにその事実が起ってしまっているから。
もはや、そのことが善悪のどちらなのかとか、どんな利害が生まれるのかとか、どんな正当な理由があるかなどということは、認める基準にならないのだ。
「曙光」
超訳 ニーチェの言葉
白取 春彦 (翻訳)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/1/12)
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呉市入船山記念館
タグ:フリードリッヒ・ニーチェ
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