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テレビと政治家 [社会]

テレビ局の側も、意外に視聴率が取れるので、顔が売れている政治家は、重宝な存在なのだ。
 重宝するもう一つの理由には、政治家のギャラの安さがある。
 国会議員のテレビ出演料=ギャラは、意外に安い。一人一回、一万円~五万円程度で、ふつうは三万円が相場だ。
~中略~
 一回数万円という額は、一緒に出演している政治や経済の評論家、大学の先生などと比べると、場合によっては一〇分の一くらいの出演料だが、政治家は、テレビで発言することで知名度が飛躍的に向上する。  名前と顔と、自分の主張を広く知ってもらうためには、たとえ、拘束時間が長い割にギャラが安くても、テレビが持っている絶大な影響力、後方としての効果を考えると十分に見合うのだ。
 痛し痒しなのが、それまでは人気のある評論家、学者として、比較的高いギャラで出演していた人が、政治家になった場合だ。

ニュースが伝えない政治と官僚
三宅 久之 (著)
青春出版社 (2009/11/3)
P85

呉市 下浦刈

TS3E0704 (Small).JPG呉市 下浦刈


タグ:三宅 久之
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