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千手観音堂 岩屋山泉水寺 [見仏]

 宇島駅から求菩提に行くバスの途中、才尾(さいお)というバス停がある。そこで下車し、二〇分ほど歩くと千手観音堂がある。
 千手観音堂は、もと岩屋山泉水寺(いわやさんせんすいじ)といい、平安時代の古い寺の跡である。
寺は岩窟からなり、岩屋山の山号がある。岩壁から二条の霊水がほとばしり、このことから泉水寺の名がある。
収蔵庫には、重文の千手観音像が安置されている。横に不動明王像も安置され、共に平安時代後期の作品である。
千手観音の尊容は優美さをもち、心が洗われる思いがする。寺跡の前には川が流れ、そのせせらぎは都会の喧騒さをわすれさせてくれる。

山伏まんだら―求菩提山(くぼてさん)修験遺跡にみる
重松 敏美(著)
日本放送出版協会; 〔カラー版〕版 (1986/11)
P10

山伏まんだら―求菩提山(くぼてさん)修験遺跡にみる (NHKブックス)

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  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2021/07/06
  • メディア: 単行本

 

DSC_2917 (Small).JPG千手観音堂 岩屋山泉水寺


タグ:重松 敏美
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