常在山 如法寺 [見仏]
次のバス停を山内(やまうち)という。山内とは、寺の山内(さんない)という意で、ここはかつての壮大な寺跡があるが、江戸期に禅寺を再興し現在におよんでいるが、山門には創建当時の仁王像が残る.
この仁王像が、平安時代の古像と脚光をあびたのは近年のことであった。
この寺は常在山如法寺(ねほうじ)といい、求菩提山にゆかりをもつ、求菩提山の六峰に数えられた寺である。
如法寺は、如法寺氏(ねほじし)という武将と、その武士団を生んだところでもある。
山伏まんだら―求菩提山(くぼてさん)修験遺跡にみる
重松 敏美(著)
日本放送出版協会; 〔カラー版〕版 (1986/11)
P11
山伏まんだら―求菩提山(くぼてさん)修験遺跡にみる (NHKブックス)
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2021/07/12
- メディア: 単行本
常在山 如法寺
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