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ならぬことはならぬものです [倫理]

 江戸時代の会津では六歳から九歳までの藩士の子どもが、一〇人前後で「什」と呼ばれる集まりをつくっていました。そして年上の子が座長となり、家に集まって次の項目に沿って「お話」をみんなに聞かせ、反省会を開いていたのでそうです。

「什(じゅう)のおきて」
一、年長者(としうえのひと)の言うことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、戯言(うそ)を言うことはなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいじめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人(おんな)と言葉を交えてはなりませぬ
ならぬことはならぬものです

一流の男は「気働き」で決める
高野 登 (著)
かんき出版 (2014/4/23)
P162


タグ:高野 登
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