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補聴器 [雑学]

 けれども日本は海外に比べて、補聴器が普及していません。11)日本では難聴者の13・5%が使用していますが、イギリスでは42・4%、アメリカでは30・2%なので海外の半数以下程度です。
これは非常にもったいないこと。日本ではそもそも補聴器を使うという発想になかなかならないことと、補聴器を使う時のサポート体制が少ないことが普及しない原因のようです。
 また、メガネの場合はかけた瞬間によく見えるようになる一方で、補聴器は慣れるのにかなり時間がかかるため、補聴器は好かれにくいようです。多くの人がメガネと同じ感覚で補聴器を買ってしまうので、「せっかく買ったのに使い物にならない」となってしまいます。
 ではどうやって補聴器に慣れればいいでしょうか? 一つは、買った所でこまめにメンテナンスすることです。平均して5、6回は、補聴器を補正が必要だと思ってください。12)面倒くさいなと思うかもしれませんが、高いものですし使い倒したほうがお得です。
 それと、補聴器を装着していきなり外で使わないこともすぐに慣れるコツです。まずは静かな部屋で、じっくりと音を聞くように使う。次に、一対一の会話の場面で使う。そして2~3人の会話で慣れたら、戸外で使います。このようにステップを踏んでいけば、うまく使うことができます。

老人の取扱説明書
平松 類 (著)
SBクリエイティブ (2017/9/6)
P39

DSC_3794 (Small).JPG赤間神宮

P40
補聴器には自立支援法の補聴器というのがあります。耳鼻科の先生に診てもらって一定の基準を満たし(障害6級以上)、書類をそろえれば1割の値段で購入することができるというものです


タグ:平松 類
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