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和食 [日本(人)]

 いま、世界中で和食が注目されています。美味しいだけでなく「ヘルシー」だというのが大きな理由です。
~中略~
 一口に「和食」と言っても、いろいろあります。もし、あなたが和食と聞いて思い出すのが、刺身やしゃぶしゃぶであったり、わかめの酢の物であるのなら、たしかにヘルシーです。しかし、ごはんと味噌汁と漬物であるなら、とてもヘルシーとは言えません。
 おそらく、私たちにとって本当にヘルシーな和食とは、縄文人が食べていたようなものなのです。
 現代を生きる私たちは、縄文人が生き抜くために備えていたDNAをそのまま受け継いでいます。消化・吸収のシステムも、それをコントロールする脳のシステムもなんら変わっていません。だから、本来であれば、縄文時代にはなかった食べ物は口にするべきではないのです。
 縄文時代にも、自然に生育しているそばなどの穀物も食べていたようです。だから、米や麦などの穀物自体は、私たちの消化・吸収システムにマッチしています。
ただし、精製したものではありませんでしたし、穀類を大量に食べるという習慣もなかったはずです。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P68

DSC_5140 (Small).JPG風師山展望台

P49
私たちのDNAは、白いごはんをたらふく食べることに対応していません。
私たちの祖先は、採集した木の実などのわずかな食料を食べて生き残ってきました。
そのDNAを引き継いでいる私たちが「勝手に食べ物を変えてしまった」のが、今日の不健康社会の原因だと私は考えています。命の基本となる食べ物を、いたずらにいじってしまうことは、恐ろしいことなのです。
 稲作が可能になってからも、私たちの祖先は白米ではなく玄米を食べていました。白く精製した食べ物などこの世になかった。ましてや白い砂糖や、砂糖を溶かしただけの飲料水などありませんでした。
 これらをつくったのは、産業革命以後の現代人です。そこには、「美味しいから」という理由だけでなく、「儲かるから」という企業論理が存在することを忘れてはなりません。

 人類がそこそこ満足に食べられるようになり始めたのは、およそ1万年前、農耕が始まった頃からです。最近のゲノム解析は、その時代から、ヒトの遺伝子多様性が増加したことを明らかにしています。農耕によって食べ物が安定的に供給されるようになり、ヒトの遺伝子が大きく進化したんですから、農耕ってむちゃくちゃえらいです。
 先進国においてさえ多くの国民が十分に食べられるようになったのは、たかだかこの一世紀くらいの間でしかありません。 ~中略~ 言い換えてみると、数百万年にわたる人類の歴史において、ほとんどの間は飢餓状態だったのです。だから、生活に必要な栄養素を喜んで食べるように淘汰圧がはたらいたのは当然です。
 言い換えると、味覚の面からは、栄養になりそうなものを美味しいと感じて、できるだけたくさん食べるように進化する必然性があったのです。たぶん、大昔は、味覚が違うから、お母ちゃんのくれるものが口にあわないなどという贅沢をいって食べなかったりするわたしのような子は、死んでいくしかなかったことでしょう。
 今の日本、その気になれば、いくらでも食べるものが手に入ります。そんな環境で、思いに任せて甘い物を食べると生活習慣病になるし、塩味をとりすぎると血圧が高くなってしまいます。~中略~ しかし、飢餓に比べたら、食べたいものをちょっとガマンするくらいチョロイはずです。ご先祖さまたちの飢えに思いをはせ、食べすぎないように健康に暮らしましょう。それこそが、現代人にとってあらまほしい生き方です。

(あまり)病気をしない暮らし
仲野徹 (著)
晶文社 (2018/12/6)
P033


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