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傲岸不遜 [倫理]

人類愛とか純粋な信仰、良心、完全な自由、なるほど、それは立派な理念である。その実現に向かって努力することもよい。
しかし、自分自身がそんな善意と努力の人間だと思いこむとき、それは途方もない唯我独尊へと転化する。

会田 雄次 (著)
日本人の意識構造―風土・歴史・社会 (講談社現代新書 293)
講談社 (1972/01)
P232

-aa7d7.jpg関門海峡

>>>傲岸不遜(ごうがんふそん)

 

日本人の意識構造 (講談社現代新書)

日本人の意識構造 (講談社現代新書)

  • 作者: 会田 雄次
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1972/10/25
  • メディア: 新書

 

 

およそ人の悪徳は、矜なり。矜とは、ほこるとよむ。高慢の事也。
矜なれば、自(みずから)是として、其悪をしらず。過を聞ても改めず。故に悪を改て、善に進む事、かたし。
たとひ、すぐれたる才能ありとも、高慢にしてわが才にほこり、人をあなどらば、是凶悪の人と云うべし。

和俗童子訓 巻之一 
総論 上

養生訓・和俗童子訓
貝原 益軒 (著), 石川 謙 (編さん)
岩波書店 (1961/1/5)
P217

養生訓・和俗童子訓 (岩波文庫)

養生訓・和俗童子訓 (岩波文庫)

  • 作者: 貝原 益軒
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1961/01/05
  • メディア: 文庫

 


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