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国家資本主義の時代 [社会]

  しかしここで考えてみましょう。中国の13億人、東南アジア諸国の6億人、そしてインドの12億人、おおよそ30億人のエリアが驚くような勢いで発展、拡大するさまを!一体これから石油、ガソリンはどのくらい必要になるのですか?銅は?ニッケルは?鉄鉱石は?そして食料は?飼料は?

朝倉 慶 (著)
2011年 本当の危機が始まる!
幻冬舎 (2002/10)
P3

-c7b5b.jpg法輪寺 三重塔

P80
今や時代は「自由市場主義」から「国家資本主義」へと大きくシフトしつつあると言えるでしょう。
米国調査会社ユーラシアグループのイアン・ブレマー社長は、米国流の「自由市場主義」と、中国など政府が経済に介入する「国家資本主義」とが衝突し始めていると説いています。
~中略~ かってはソニーとパナソニック、トヨタとホンダというように、企業同士が世界で競争し、お互いに切磋琢磨しながら発展してゆくという形でした。
言わば企業が多国籍化して市場を席巻していったわけです。
しかし今、時代は変りつつあります。国家の力をフルに利用して国際競争の勝者となれるか否かが、その国や企業の衰退を決めていくと言っていいでしょう。

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市場開放したとはいえ、中国はいまだに土地の個人所有を認めていない。また中国の貨幣である人民元も変動相場制に移行しておらず、将来的に自由化されたときには、その価値がどうなるか予測ができない。~中略~
そのため彼らは、いざというときのための「資産」「貯金」として、世界中に資産を分散し始めており、その一環として、日本の土地を買いあさっているといわれている。
 つまり我々が長年住み続けてきた、この日本の国土すらも、資本主義の市場の中で、商品として売られるようになってしまったのである。

僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史 (著)
講談社 (2011/9/22)
P211


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