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成功体験を見せてもらおう [教育]

 普通レベルの生活を長い間営んできた私たちが、海外の成功者と同じような「発想」を手に入れるためのいちばんの方法は、成功している人たちと知り合いになって、その生活を実際に体感させてもらうことです。

「東の大富豪」の教え ユダヤを超える「成功の本質」
ナタリー・ユエン (著)
経済界 (2012/6/23)
P200

「東の大富豪」の教え ユダヤを超える「成功の本質」

「東の大富豪」の教え ユダヤを超える「成功の本質」

  • 作者: ナタリー・ユエン
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2012/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 

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人間の脳には「ミラーニューロン」という神経細胞があると言われています。これは、モノマネ脳、共感脳と言ってもいいのですが、たとえば美しい女優さんが温泉につかっているポスターを見ると、自分が温泉に入っているわけでもないのに、なんとなくリラックスして良い気分になったりしませんか?
 もうちょっとわかりやすい例では、「もらい泣き」なんていうのがそうですね。自分に悲しいことが起こったわけではないのに、思わず悲しい気分になって、泣いてしまう。
あとは、テレビのバラエティ番組でよく使われる、笑い声。これもできるだけ自然なものがいいと言われていて、スタジオに来ている人が笑っている声をなるべく使い、最近ではあまりつくった声を挿入しなくなっていると言います。
~中略~
ミラーニューロンが発見されたのは、1996年。人間でなく、サルの脳でみつかりました。
実験者が、飲み物を飲むしぐさをしたときに、サルの脳のなかで、サルがジュースを飲むときに信号を出す神経細胞が活動していることがわかったのです。
多くの実験が繰り返されるなかで、サルの下前頭皮質と、下頭頂皮質のほぼ1割にあたる神経細胞に、こうした、他者の能力を写しとる能力があることが明らかになりました。
 これは、人間でも同じことが起こると考えられています。
 つまり、成功者の考え方や生き方を目の当たりにすると、それが勝手に脳にコピーされる。そうすると、成功者の自己イメージが、自分の自己イメージと重なって、自然に行動や結果に反映されていくのです。
 成功者のやっていることや考えていることを積極的に真似したり吸収したりしていくということは、脳科学から見ても、とても意味があるのです。

脳はどこまでコントロールできるか?
中野 信子 (著)
ベストセラーズ (2014/8/19)
P42

 

脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)

脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)

  • 作者: 中野 信子
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2014/08/19
  • メディア: 新書

 

 

P73
スポーツにかぎらず、ビジネスや教育の分野でも、「成功体験」の重要性が強調されています。
 けれども、その成功体験をいつまでも引きずってしまうのはよいことではない。むしろ成長を妨げかねません。
 なぜなら、それは「過去のもの」であるからです。

P79
 成功体験を、自分の中でどこかに自信として持っておくのはいい。
「あれができたのだから、絶対がんばれる!」
 そうやってエネルギーにするのはすごくいいことだと思います。
ですが、そこにすがりついてしまうと、
 「あんなにできたのに・・・・・」「こんなはずじゃない・・・・・」
 と考えてしまう。そうなると、自分が苦しくなって、自信やモチベーションを失ってしまう。
 成功体験は甘美であるがゆえに、ときには毒になるのです。

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」
荒木 香織 (著)
講談社 (2016/2/19)

 

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」 (講談社+α新書)

  • 作者: 荒木 香織
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/19
  • メディア: 新書

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