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知識の対価 [ものの見方、考え方]

昔から伝わる有名な話がある。抗議の息抜きによく使われる、壊れたボイラーを修理する男の話だ。
男は何カ月も悪戦苦闘したのだが、直すことができない。彼はついにあきらめて専門家を呼んだ。 技術者がやってきてボイラーの横を軽く叩くと、あっという間に直ってしまった。
技術者が請求書を差し出すと、男は「一分しかかからなかったのだから」と修理代を値切った。
すると技術者は、「この請求書はボイラーを叩いた時間に対してではなく、叩くべき場所を正確に見分けられるまでにかかった年数に対しての金額です」と説明した。

その科学が成功を決める
リチャード ワイズマン (著), Richard Wiseman (原著), 木村 博江 (翻訳)
文藝春秋 (2012/9/4)
P13

IMG_0039 (Small).JPG道の駅くにみ


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