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3平・4低 [言葉]

 第2章で、30歳前後で結婚しようとする女性は、相手に、1000万円の収入を望むことが多いということを書いたが、これが変化し始めている。
 東北大震災後、使われるようになった女性にもてる男の要素について言葉のひとつは「3平」で、平穏・平均的な年収・平凡な容姿だというだという。
平均的な年収とは、特別高い年収ではなく、標準的な年収である。
 この言葉の後にできた言葉は、「4低」で、低姿勢(女性に威張らない)、低依存(家事を女性に頼らない)、低リストラ(リストラされない)、低燃費(節約できる)だという。
 いずれにしても結婚相手に高収入を望んではいない。年収の高さで生きていることの価値を判断していない。 毎日、当たり前の生活をしていきたいという気持ちの表れであることが理解できる。
 当たり前の生活をしているということが、標準的な生活であるということを、自分で判断しているように、見えないこともない。
精神的に満足している生活をしているということは、標準的な生活をしているということなのだろう。人と同じものを買いたいとか、高い家に住みたいとかいう気持ちは、薄れたように思える。

世の中の罠を見抜く数学
柳谷晃 (著)
セブン&アイ出版 (2013/3/1)
P79

DSC_0673 (Small).JPG石龕時


タグ:柳谷晃
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