背中を見られている [処世]
お客様のところから帰るときには、相手は必ず自分の背中を見るということを意識すべきでしょう。
特に男性はひざ裏が盲点ですね。お客様を訪問する際には、できるだけシワができないように移動するなどの心づかいは欲しいものです。あと大切なものに靴があります。足元を見られる、という言い方がありますが、これは値踏みされるという意味ですね。
つまり靴底やかかとの状態、さらに靴ずみなどの手入れの良さなどで、その人となりを判断するということです。その人の生き様が、そういうちょっとしたところに出てしまうものなのです。
リッツ・カールトン - 「型」から入る仕事術
高野 登 (著)
中央公論新社 (2014/3/7)
P130
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