SSブログ

命まで取られるわけじゃない [ものの見方、考え方]

 私は自分がストレスを感じているなと思うときは、単純な言葉をおまじないのように自分に言い聞かせて、居直ってきました。
 「命まで取られるわけじゃないよ」
 これを口癖のように言ってみるのです。
 そうすると、不思議なことに、がんじがらめにこわばっていた気持ちが和らいできます。筋肉の緊張がほぐれ、肩、首のこりが少し軽くなります。
 ストレスを避けよう、避けようと逃げまわるのではなく、何があっても、何が起こっても、
 「命まで取られるわけじゃないよ」
 と開き直って、スルリと躱(かわ)す生き方も必要なのではないでしょうか。
~中略~
 天星丸(住人注; 戦後の女性代議士第一号のひとり園田(松谷)天光光さんの妹さんで医師の松谷天星丸)さんは、自分の体調が悪いときや、怪我をしたとき、またストレスを感じたときは、
 「さだめじゃ」
 と自分に言い聞かせて乗り切ったといいます。
 この「さだめじゃ」という言葉をつぶやくと、それまでざわついていた気持ちが収まり、平常心に戻ったといいます。

百歳人生を生きるヒント
五木 寛之 (著)
日本経済新聞出版社 (2017/12/21)
P145

 

DSC_4896 (Small).JPG企救自然歩道


タグ:五木 寛之
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント