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どんな相手もリスペクト [対人関係]

 アホ相手でも全く同じで、苦手な人間にはさらに丁寧に接するべきだ。絶対に批判したり、嫌いオーラを出したりしてはいけない。そしてリスペクトしているところを強調する。最後に相手の欲するものを相手の立場で考えて見つけ、それと自分の利害を共通のものとする。

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
田村耕太郎 (著)
朝日新聞出版 (2014/7/8)
P83

頭に来てもアホとは戦うな!

頭に来てもアホとは戦うな!

  • 作者: 田村耕太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: Kindle版

 

 

DSC_4363 (Small).JPG宇佐神宮

P84
 そもそも「他人を動かす」という発想が上から目線であり、少しずるい感じがする。まずやるべきは、動かしたい相手の立場に立って、相手の最大のニーズやウォンツを想像することだ。~中略~
 共通の利害を見つけよ。そして、相手に利益を与えよ。決して避難・批判するな。常に相手へのリスペクトを持ちそれを相手に伝えよ!

P87
 成功して腰が低くなる人もいる。本当の成功者になれば、腰が低いことの意義が自然とわかってくるからだ。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」ということだろう。それは成功する人は戦略的で頭がいいからだ。
成功すれば腰を低くしたほうがいいことばかりなのである。~中略~
 成功しない人は悔しさや嫉妬の気持ちから自分を大きく見せようと腰を高くする。それは哀れで滑稽である。しかし、すでに成功した人が腰を高くしたらどうだろう。反感を買うだけだ。
 成功していれば、多くの場合、すでにいろんな意味で自分のプライドは満たされている。目立とうとしなくても目立っているし、すでに多くの人が持ち上げてくれているので、ふんぞり返る必要はない。

P88
 ただ、厳しいことを言わせてもらえば、姑息なことと腰が低いこととは違う。腰が低い姿勢が効果を生むには、頑張って結果を出していないと厳しい。
結果も出さずして、腰が低いのは当たり前である。むしろ、できなさを補うための腰の低さなら「姑息さ」に見られる。

P91
 常に勝つための努力を惜しまず怠らず、それでいて平気で困った顔をして頭を下げられる人間ほど怖いものはない。困った顔は実は悪いものでもない。困った人間を助けたくなるのがこれまた人情なのだ。
 ただ、困り方の程度が問題である。困りすぎていると「救いようがない」と他人はあきれて去っていく。逆に困る度合いが低すぎると、「それくらい自分で何とかしろよ!甘えるな」と他人は救いの手を差し出さなくなる。

頭に来てもアホとは戦うな!

頭に来てもアホとは戦うな!

  • 作者: 田村耕太郎
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2014/09/25
  • メディア: Kindle版


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