前略~
私の死は、間近に迫っている。
ゆえに君は私に依存したりなんかせず、自らを灯とし、他の何にも依存せず突き進むように。
ただひたすら君の身体を見つめ、君の感覚を見つめ、君の心を見つめ、心の法則を見つめながら。
私が死にゆくにあたって、君たちはこう嘆くかもしれない。
「われわれに先生はいなくなった。悲しいよぅ」と。
否。
私が君たちに伝えてきた法則と生き方の指南が
私の死後、君たちの先生となるだろう。
長部経典「大般涅槃経」
超訳 ブッダの言葉
小池 龍之介 (著)
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2011/2/20)
一八八
大迫石仏
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