情熱 [経営]
事業経営で大切なのは、試験の成績や前歴などではない。その事業にどれだけ情熱と愛着を持っているかだ。
事業を成功させたトップは、大組織の出身であれ生粋の起業家であれ、変人とか困り者といわれるほどしつこい情熱と愛着を持っている。
これに対して失敗させた人はみな、「ものわかりのいい人」「温厚な紳士」、つまり事業より人間関係を大切にする人たちである。
「「平成三十年」への警告」
堺屋太一の見方 時代の先行き、社会の仕組み、人間の動きを語る
堺屋 太一 (著)
PHP研究所 (2004/12/7)
P120
人の心の琴線に触れるためには、本心からその人のことを思わなくてはとてもできることではありません。
だから上司や経営者は、もっと熱意を持って、心を開いて、腹を割って、お互いに一対一の人間として向き合って、真剣に一人ひとりのことを考えなければならないのです。
利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!
大久保 恒夫 (著)
ビジネス社 (2007/08)
P73
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