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心配すべし。心痛すべからず [ものの見方、考え方]

【馬越恭平】(一八四四~一九三三)―心痛―

 心配すべし。心痛すべからず。

~中略~
仕事のストレスについてはこう語る。
「いずれの事業でも相当の苦心や心配はある。事が発生した時、苦心焦慮、心を配ることは大切だが、自分の身体が衰弱するほど心を痛めることは愚なることである」
心配してもいいがそれで衰弱しては馬鹿らしい。「いかなる大事でも誠心誠意、私心を挟まず心を配れば必ず局面展開の道がある」

日本人の叡智
磯田 道史 (著)
新潮社 (2011/04)
P152

日本人の叡智 (新潮新書)

日本人の叡智 (新潮新書)

  • 作者: 道史, 磯田
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/04/16
  • メディア: 単行本


DSC_1883 (Small).JPG有珠山ロープウエイ


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