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マイナス思考からの脱却法 [人生]

 神経的のくだらぬ心配は健康上大害がある。
これを除くには学問を立脚地として、
精神修養の功を積むほかはない。
「渋沢栄一訓言集」立志と修養

渋澤 健 (著)
巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」
講談社 (2007/4/19)
P130


巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)

巨人・渋沢栄一の「富を築く100の教え」 (講談社BIZ)

  • 作者: 渋澤 健
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/19
  • メディア: 単行本

 

-51ef6.jpg

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人は生まれながらにして貴賎貧富の別なし [人生]

諺に云く、天は富貴を人に与えずしてこれをその人の働きに与うるものなりと。
されば前にも言える通り、人は生まれながらにして貴賎貧富の別なし。
ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり。

福沢 諭吉 (著)
学問のすすめ
岩波書店; 改版版 (1978/01)
P12 学問のすゝめ 初編

学問のすゝめ (岩波文庫)

学問のすゝめ (岩波文庫)

  • 作者: 福沢 諭吉
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1978/01/17
  • メディア: 文庫

 

-a38c3.jpg

霧島市高千穂河原古宮址

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つねに近道を行け [人生]

 五一 つねに近道を行け(58)。近道とは自然に従う道だ。そうすればもっとも健全に言ったりおこなったりすることができるであろう。
なぜならばこのような方針は、〔労苦や争いや、ひかえ目にしておくとか虚飾を避けるとかいうすべての心づかいから(59)〕君を解放するのである。

マルクス・アウレーリウス 自省録
マルクス・アウレーリウス (著), 神谷 美恵子 (翻訳)
岩波書店 (1991/12/5)
P70

 

 

 

DSC_6391 (Small).JPG

 

 

 熊野本宮大社


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生きがい症候群 [人生]

 みなが「立派ねえ」と目を見張るようなことをしていなければ、生きがいを持っているとは言えないというのは、根本的に誤った思い込みだろう。
そんな思い込みにとらわれ、肩肘張っていると、老後が重たくて仕方がなくなる。精神的にもいいことは一つもない。 。

精神科医が教える50歳からの人生を楽しむ老後術
保坂 隆 (著)
大和書房 (2011/6/10)
P34

精神科医が教える50歳からの人生を楽しむ老後術 (だいわ文庫)

精神科医が教える50歳からの人生を楽しむ老後術 (だいわ文庫)

  • 作者: 保坂 隆
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2011/06/10
  • メディア: 文庫

 

DSC_2882 (Small).JPG求菩提山 龍王院

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タグ:保坂 隆
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生きる意味 [人生]

そこ(住人注;人生になにも期待できないと思い、生きる意味がないと思ったとき)で大切だったのは、カントにならっていうと「コペルニクス的」ともいえる転換を遂げることでした。
それはものごとの考え方を一八〇度転換することです。

それでも人生にイエスと言う
V.E. フランクル (著), 山田 邦男 (翻訳), 松田 美佳 (翻訳)
春秋社 (1993/12/25)
P26

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う

  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2014/12/25
  • メディア: Kindle版

 

IMG_0035 (Small).JPG文殊仙寺

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隠士の生活 [人生]

山居城市に勝る。蓋(けだ)し八徳あり。
苛礼を責めず。生客を見ず。酒肉を混ぜず。
田産を競わず。炎凉を聞かず。曲直を鬧(さわ)がず。
文逋(ぽ)を徴せず。士籍を談ぜず。

酔古堂剣掃「人間至宝の生き方」への箴言集
安岡 正篤 (著)
PHP研究所 (2005/7/1)
P78

現代活学講話選集5 酔古堂剣掃 「人間至宝の生き方」への箴言集 PHP文庫

現代活学講話選集5 酔古堂剣掃 「人間至宝の生き方」への箴言集 PHP文庫

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2016/03/04
  • メディア: Kindle版

 

DSC_9764 (Small).JPG平山温泉 湯の蔵

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今を生きる [人生]

P43
 一〇 ほかのものは全部投げ捨ててただこれら少数のことを守れ。
それと同時に記憶せよ、各人はただ現在、この一瞬間にすぎない現在のみを生きるのだということを。
その他はすでに生きられてしまったか、もしくはまだ未知のものに属する。ゆえに各人の一生は小さく、彼の生きる地上の片隅も小さい。またもっとも長く続く死後の名声といえども小さく、それもすみやかに死に行く小人どもがこれを受けついで行くことによるにすぎない。
その小人どもは自己を知らず、まして大昔に死んでしまった人間のことなど知る由もないのである。

P52
要するにつぎのことを思い浮かべるがよい。きわめてわずかな時間の中に、君もあの人間も死んでしまい、その後間もなく君たちの名前すらあとに残らないであろうということを。

P56
 一九 死後の名声について胸をときめかす人間はつぎのことを考えないのだ。すなわち彼をおぼえている人間各々もまた彼自身も間もなく死んでしまい、ついでその後継者も死んで行き、燃え上がって消え行く松明(たいまつ)のごとく彼に関する記憶がつぎからつぎへと手渡され、ついにはその記憶全体が消滅してしまうことを。
しかしまた記憶するする人びとが不死であり、その記憶も不朽であると仮定してみよ。
いったいそれが君にとってなんであろうか。いうまでもなく、死人にとっては何ものでもない。
また生きている人間にとっても、賞賛とはなんであろう。せいぜいなにかの便宜になるくらいが関の山だ。
ともかくも君は現在自然の賜物をないがしろにして時機を逸し、将来他人がいうであろうことに執着しているのだ(15)。

マルクス・アウレーリウス 自省録
神谷 美恵子 (著)
岩波書店 (2007/2/16)

 

 

 

 

DSC_6388 (Small).JPG熊野本宮大社


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川の流れは休まない [人生]

 

一七 子、川の上( ほとり )に在( いま )して曰わく、逝くものは斯( か )くの如きか、昼夜を舎( す )てず。


~中略~


川岸に立っておられた先生がいわれた。
「 過ぎ去ってゆくものはみなこのとおりなのだな。昼も夜もすこしも休まない 」


                  論語

           孔子 (著), 貝塚 茂樹

                       中央公論新社 (1973/07)

                       P249

 

 

論語 (中公文庫)

論語 (中公文庫)

  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 1973/07/10
  • メディア: 文庫
 
 
 
 
 
 
 

IMG_0048 (Small).JPG大谷山荘

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一日一生 [人生]

 今日の自分は草履を脱いだ時におしまい。
それからは明日生まれ変わるために、一生懸命反省すればいい。復習するわけだな。
~中略~
 そしてまた、新しく蘇って出てゆく。
今日の自分は今日でおしまい。
明日はまた新しい自分がうまれてくる。

天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉 (著)
一日一生
朝日新聞出版 (2008/10/10)
P11

一日一生 (朝日新書)

一日一生 (朝日新書)

  • 作者: 天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: 新書

 

-06098.jpg三徳山三仏寺投入堂参拝受付

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今日のことは今日片づけろ [人生]

  世間に事を企つる人の言を聞くに、
生涯の内または十年の内にこれを成すと言う者は最も多く、
三年の内1年の内にと言う者はやや少なく、
一月の内或いは今日この事を企てて今正にこれを行うと言う者は殆ど稀にして、
十年前に企てたる事を今既に成したりというがごときは余輩未だその人を見ず。

福沢 諭吉 (著)
学問のすすめ
岩波書店; 改版版 (1978/01)
P147学問のすゝめ 十四編

学問のすゝめ (岩波文庫)

学問のすゝめ (岩波文庫)

  • 作者: 福沢 諭吉
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1978/01/17
  • メディア: 文庫

-89ab9.jpg九重 “夢” 大吊橋

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健康が一番 [人生]

 今、自分が生きていることは、まわりの人たちのおかげである。両親が自分を生み育ててこられたことを感謝し、そのほかに自然の恵みにも感謝しなければならない。
自分が健康で長寿を全うすることこそが、その人たちや自然にたいしての最大の感謝の表現である。
~中略~

 人生を楽しく過ごすのはいいことでるが、そのことで寿命を縮めることがあってはいけない。
お金をたくさん儲けたとしても、そのために自分の健康を損ない楽しく生活できないとしたら、儲けたお金は何の役にも立たないであろう。
健康で長生きするほうが、大きな幸せではないだろうか。

養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P12

養生訓 現代文

養生訓 現代文

  • 出版社/メーカー: 原書房
  • 発売日: 2020/12/31
  • メディア: 単行本
人生はワンチャンス!- 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法 人生は~シリーズ

人生はワンチャンス!- 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法 人生は~シリーズ

  • 出版社/メーカー: ミズノオフィス
  • 発売日: 2013/07/05
  • メディア: Kindle版

 

TS3E0483 (Small).JPG宮島

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明けない夜はない [人生]

苦しみはいつまでも続くものでない。ゆえに、逆境にある人は常に「もう少しだ、もう少しだ」と思うて進むがよい。いずれの日か、必ず前途に光明を望む。

修養
新渡戸 稲造 (著)
たちばな出版 (2002/07)
P301

修養 (タチバナ教養文庫)

修養 (タチバナ教養文庫)

  • 作者: 新渡戸 稲造
  • 出版社/メーカー: たちばな出版
  • 発売日: 2002/07/01
  • メディア: 新書

 

DSC_4748 (Small).JPG戸ノ上山 大台ケ原 

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自分を愛せ [人生]

なんでもっと自分を愛さないのか。
もっと自分の財産を守れ。
それは何もゼニの財産ではないの。
精神の財産かもしれない。自分のプライドも財産でしょ。
自己の主張をしっかり持つことも自分の財産ですよ。
だから、もっともっと自分のことは最低限責任を持たんと。
矢沢永吉

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P229

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書

 

-9bc89.jpg

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運(ツキ)のせいにしない [人生]

 人間は自分が他人より劣っているのは能力のためでなく、運のせいだと思いたがるものだ。
プルタルコス

大山 くまお (著)
名言力 人生を変えるためのすごい言葉 
ソフトバンククリエイティブ (2009/6/16)
P219

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

名言力 人生を変えるためのすごい言葉 (SB新書)

  • 作者: 大山 くまお
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2009/06/16
  • メディア: 新書

 

 

-3a5b7.jpg法起寺5

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卒後五年で人生が決まる [人生]

 教師の手を離れて自立の道を歩み始めたあと、少なくとも五年にわたる試練の歳月が卒後の医師を待ちかまえている。その歳月の過ごし方いかんで将来が決まり、その後の運勢を占うことができる。

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P365

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本



DSC_0968 (Small).JPG天念寺


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ヒマつぶしの達人になろう [人生]

遊びのスキルは一朝一夕では身につかない。フランスの社会学者、ピエール・ブルデューは、こういう身についた趣味を「文化資本」と呼ぶ。

男おひとりさま道
上野 千鶴子 (著)
文藝春秋 (2012/12/4)
P221

男おひとりさま道 (文春文庫)

男おひとりさま道 (文春文庫)

  • 作者: 上野 千鶴子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/12/04
  • メディア: 文庫


P1000067 (Small).JPG

金地院
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%9C%B0%E9%99%A2

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フェラーリ要る? [人生]

人間が生きていくために絶対に必要なものを「必需」とすれば、それは驚くほど少なく、石田梅岩の言葉を平易になおせば「食は満腹すればよく、衣は寒暖に応ずればよく、家は雨露をしのげば足りる」はずである。もっとも、職業によっては、現代では電卓・電話・車は「必需」であり、それなしに生活していけない場合もある。
さらに社会には「常識というルール」があり、それを無視すれば「失礼な」ということになって社会の信頼を失い、人間関係を阻害する場合もあるから、これらは常識的に必要なもの、いわば「常需」というべきものかも知れない。だが、この「必需・常需」もその必要の限度を考えれば、決して無限に膨張するものではない。いわばこれらは「実需」であって、「虚需」ではないから限度がある。しかし「虚」は、そうはいかない。

帝王学―「貞観政要」の読み方
山本 七平 (著)
日本経済新聞社 (2001/3/1)
P113

帝王学―「貞観政要」の読み方

帝王学―「貞観政要」の読み方

  • 作者: 山本 七平
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版
  • 発売日: 2020/05/12
  • メディア: 単行本

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タグ:山本 七平
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運命を創る [人生]

 我々の存在、我々の人生というものは一つの命である。その命は、宇宙の本質たる限りなき創造変化、すなわち動いてやまざるものであるがゆえに「運命」というのであります。
「運」というのは「動く」という字であり、ダイナミックを意味します。ところが普通は、「運命」ということをそう正しく学問的に解釈しないで、きわめて通俗的にこれを誤解して、運命を我々の決まりきった人生の予定コースと解している。~中略~
そういうものは運命ではなくて「宿命」である。宿はヤドであるから泊まる、すなわち固定的・機械的な意味を持つ。
運命は運命であって、どこまでもダイナミックなものであって、決して宿命ではない、またメカニカルなものではない。 

安岡正篤
 運命を創る―人間学講話
 プレジデント社 (1985/12/10)
   P123

新装版 人物を創る (安岡正篤人間学講話)

新装版 人物を創る (安岡正篤人間学講話)

  • 作者: 安岡正篤
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: 単行本


 

興聖寺 (宇治市) (7).JPG興聖寺 

 

 

 

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タグ:安岡 正篤
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試練に遭遇した時 [人生]

 

凡( およ )そ遭う所の患難変故、屈辱讒謗( ざんぼう )、払逆の事は、


皆天の吾( わが )才を老せしむる所以にして砥礪切磋( しれいせっさ )の地に非ざるは莫し。


君子は当に之に処する所以( ゆえん )を慮( おもんばか )るべし。


徒( いたず )らに之を免れんと欲するは不可なり。

                       「 言志録 」第五九条


                       佐藤 一斎 著

                       岬龍 一郎 編訳

                       現代語抄訳 言志四録

                       PHP研究所(2005/5/26)

                       P39

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


-3a4ea.jpg関門海峡

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逆境は最良の師 [人生]

困心衡慮( こうりょ)は、智慧を発揮し、暖飽安逸は思慮を埋没す。


猶お之れ苦種は薬を成し、甘品は毒を成すがごとし。

                       「 言志耋録」第三二条


                       佐藤 一斎 著

                       岬龍 一郎 編訳

                       現代語抄訳 言志四録

                       PHP研究所(2005/5/26)

                       P199

心を悩まし、苦しんで考え、初めて知恵は現れるものである。
反対に、暖かい着物を着て、のんびり生活しているときは、考える力も埋もれてしまっている。
これはちょうど、苦いものは薬となり、甘いものは毒になるようなものである。

 

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



-5b1af.jpg東寺1

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知命と立命 [人生]


  「命を知らざれば以て君子たること無きなり」(住人注;「論語」堯日篇
「命」というのは普通「いのち」と言っておりますが、普通に「いのち」というのは「命」のごく一部にすぎない。
「命」という言葉について誰もがまず直覚することは、人間の恣意、ほしいままな気持ち、人間の無自覚な本能や衝動というようなものではどうにもならない、絶対的、必然的な何かの意味をこの「命」で表わしていることである。
 だから同じ「命」でも命令といえば、違反することを許されない権威を持った指図ということになる。我々の生命というものは、なぜ生命というか。生の字になぜ命という字を付けるかというと、我々の生きるということは、これは好むと好まざると、欲すると欲せざるとにかかわらない、これは必然であり、絶対なものである。「おれはどうして生まれたんだろう」というのはナンセンスである。
それは個人の妄想にすぎない。西洋哲学でいうと、アブソルート absolute、先天的、あるいは絶対的なものである。そこでその絶対性、必然性、至上性、それを表わすのに命(めい)というものを以てして、生命というのです。
 それでわかるでしょうが、「命名」ということはどういうことか。
これも浅薄に考えて、命名とは名を付けることだと考えるのですが、そんな簡単なものではない。命名というからには、この子供にはこういう名でなければならない、この名がこの子供に絶対的な意味を持っている、この子にはこの名のごとく生きねばならない。こういう必然、あるいは絶対の意味をもって付けて初めて命名ということができる。


知命と立命―人間学講話
安岡 正篤
(著)
プレジデント社 (1991/05))
P61



人間学講話第6集 知命と立命 (安岡正篤人間学講話)

人間学講話第6集 知命と立命 (安岡正篤人間学講話)

  • 作者: 正篤, 安岡
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 1991/05/27
  • メディア: 単行本




 


DSC_1925 (Small).JPG旭川市旭山動物園

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同じ石では二度転ばない [人生]

他人の失敗を見て笑う人は多いが、失敗の原因や歴史を真剣に研究し、学び、改善して活かす人は少ない。
みずからの失敗はもちろんのこと、他人の失敗を活かすことが大切だ。

若松 義人 (著)
トヨタの上司は現場で何を伝えているのか
PHP研究所 (2007/3/16)
P89

トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書)

トヨタの上司は現場で何を伝えているのか (PHP新書)

  • 作者: 若松 義人
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2007/03/16
  • メディア: 新書



 

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萌芽のうちに備えろ [人生]

  「俗人は戦闘がはじまったのを見て、はじめて乱がおこったと気づく。すでに戦闘がはじまったのは乱がいよいよ花実の段階に至ったということなのであり、乱が芽の段階にあるときはわからないのだ。
良将は乱の萌芽のうちに備え、愚将は乱の花が開いたときになってからようやく準備にとりかかる。
兵法の神秘なところは、乱がその萌しを見せようとするときにすべて勝利を自分の方にもたらそうと備えることであり、これを大易という。
良将が勝利しても、それが格別もてはやされないのは、勝つべき理由があって勝つからだ。天道争わずして勝つ、とはこのことをいうのである」
山鹿素行(兵法奥義講録創業篇」)

奈良本 辰也 (著)
宮本武蔵 五輪書入門
学習研究社 (2002/11)
P72

宮本武蔵 五輪書入門 (学研M文庫)

宮本武蔵 五輪書入門 (学研M文庫)

  • 作者: 奈良本 辰也
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2020/03/03
  • メディア: 文庫


2181985東大寺戒壇院3

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過去を悔やむな [人生]

過去を建設的なものにする方法は、天下広しといえども、ただ一つしかない。
過去の失敗を冷静に分析して何かの足しにするーあとは忘れ去ることだ。

デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
道は開ける
ハンディーカーネギー・ベスト 
創元社 (1986/11)
P150

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

  • 作者: ドロシー カーネギー
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 文庫


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一流の条件 [人生]

上の人と対等に話ができるためには、自分の能力や経験に自信がなくてはならない。優秀でなくてはできないことである。
しかし、それよりももっと重要なのは、下の人とも対等に話ができる余裕をもっていることである。

山崎 武也
一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章
日本能率協会 (1990/08)
P186

 

一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章

一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章

  • 作者: 山崎 武也
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会
  • 発売日: 1990/08
  • メディア: 単行本



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タグ:山崎 武也
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男の金のかけ方 [人生]

  いかに服装は質素にしていても万年筆だけは、たとえばモンブランのいいものを持っているということはね。
アクセサリー的な万年筆がふえたけど、そういうものは駄目。
~中略~
職業とは無関係。だから、青函トンネルの工事している人が、そこでモンブランのいい万年筆を出して書いても、それはもう、むしろ立派に見えるわけですよ。

池波 正太郎 (著), 柳下 要司郎 (編集)
新編 男の作法―作品対照版
サンマーク出版 (2004/05)
P112

新編 男の作法―作品対照版

新編 男の作法―作品対照版

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2004/05/01
  • メディア: 単行本


九重 “夢” 大吊橋
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まだ来ていない未来をクヨクヨ考えるな [人生]

P31
あすのことは考えるな。あすのことはあす自身が考えるだろう。一日の苦労はその日一日だけで十分だ
キリスト

P359
まだ起こっていないことー自分の力ではどうにもならないこと、まして起こらないかもしれないことーについてクヨクヨと悩むのは愚の骨頂だ
C・I・ブラックウッド

デール・カーネギー (著) 香山晶 (訳)
道は開ける
ハンディーカーネギー・ベスト 
創元社 (1986/11)

 

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

  • 作者: ドロシー カーネギー
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1986/11
  • メディア: 文庫



 




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まさかのときに備えよう [人生]

 それでもやっぱり、いつなにがおきるかわからないのが、おひとりさまの暮らし。女おひとりさまは入院キットを用意したり、連絡網を手配したりして、緊急時に備えている。
備えあればうれいなし。心配性なのはちっとも困ったことではない。むしろ見たくない、聞きたくない、考えたくない、と避難しているほうがまずい。
~中略~
 それより「ヘンだな」と感じたときに不安を訴える友人が複数いたほうがいい。
~中略~
 最後に、たとえひとり暮らしでも、1日1回か数日に1度は、連絡したり顔を合わせたりする関係をつくっておこう。 友人でなくても、デイサービスの職員でもヘルパーさんでも、隣人でも買い物に行くお店のひとでもいい。「あれ、あのひと、今日はどうしたのかな?」と不審に思ってもらえる。
家で一人で死ぬのはOK、覚悟はできている。だが発見が遅れて、はたに迷惑がかかるのを防ぐためだ。

男おひとりさま道
上野 千鶴子 (著)
文藝春秋 (2012/12/4)
P246

男おひとりさま道 (文春文庫)

男おひとりさま道 (文春文庫)

  • 作者: 上野 千鶴子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/12/04
  • メディア: 文庫


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ミスを生かす [人生]

ミスはだれにでもあるが、大事なのはそれをどうリカバリーし、
事後、どんな防止策を打ち出すかということ。
これをしなければ、ミスという経験は生かせない。

橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P71

感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学

感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学

  • 作者: 橋本 保雄
  • 出版社/メーカー: 大和出版
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本


2947034第21回海峡花火大会

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人の一生は、重きを背負うて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。 [人生]

人の一生遭う所には、険阻( けんそ )有り、坦夷有り、安流有り、驚瀾( らん )有り。


是れ気数の自然にして、竟( つい )に免るる能わず。即ち易理なり。


人は宜しく居って安んじ、玩( もてあそ )んで楽しむべし。


若し之を趨避( すうひ )せんとするは、達者の見に非ず。

                       「言志後録」第二五条


                       佐藤 一斎 著

                       岬龍 一郎 編訳

                       現代語抄訳 言志四録

                       PHP研究所(2005/5/26)

                       P97


人の人生は、道にたとえれば、険しいところもあり、平らかなところもある。
また水路にたとえれば、静かな流れもあり、激流もある。
これは自然の姿であってどうすることもできない。
つまり易でいうところの道理である。
だから、人は自分の居るところに安穏の場を求め、これを楽しめばよいのである。
これを走ったり、避けようとするのは、人生を楽しむ上での達人とはいえない。

東照宮遺訓
一、人の一生は、重きを背負うて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。
一、不自由を常と思えば不足なし。
一、心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
一、堪忍は無事長久の基。
一、怒りを敵と思え。
一、勝つことばかり知りて負くるを知らざれば、害その身に至る。
一、己を責めて、人と責めるな。
一、及ばざるは過ぎたるに勝れり。

人の世を渡るは行旅の如く然り。


途に険夷有り。


日に晴雨有りて、畢竟( ひっきょう )避くるを得ず。


只だ宜しく処に随( したが )い相( あい )緩急すべし。


速やかならんことを欲して以て災を取ること勿れ。


猶予して以って期に後るること勿れ。


是れ旅に処するの道にして、即ち世を渡るの道なり。

                       「言志後録」第七〇条


                       佐藤 一斎 著

                       岬龍 一郎 編訳

                       現代語抄訳 言志四録

                       PHP研究所(2005/5/26)

                       P110

[現代語抄訳]言志四録

[現代語抄訳]言志四録

  • 作者: 佐藤 一斎
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



1917593大宰府政庁址

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