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笑いはあなたを救う [養生]

笑えば世界中があなたに笑いかけ、泣けば心臓発作の危険が増す―少なくとも笑いとリラクゼーションにかんする研究は、そう言っている。
ストレスに襲われても自然にユーモアで乗り越えられられる人は、免疫系がきわめて健康で、心臓発作や脳卒中を起こす確率が四〇パーセント低く、歯の手術で痛みを感じることも少なく、平均より四年半長生きする。
~中略~
緊張が高まる映画を見たあとは血液量が二二パーセント増えた。研究者はこの結果をもとに、毎日最低十五分は笑うことを勧めている。

その科学が成功を決める
リチャード ワイズマン (著), Richard Wiseman (原著), 木村 博江 (翻訳)
文藝春秋 (2012/9/4)
P194

その科学が成功を決める (文春文庫)

その科学が成功を決める (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2012/09/04
  • メディア: 文庫

 

TS3E0673 (Small).JPG呉市 下浦刈

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養生の要訣 [養生]

益軒によると人間の寿命は百歳を定命とし、六十歳から上を長生きの部にかぞえている。ところが世の中には、五十歳にもならないで死ぬ人も多いが、それはそう生まれついた命ではなく、「十人に九人は、皆みづからそこなへる」もので、寿命を全うせずに夭死(わかじに)したもので、日ごろの養生を無視したためである、と見ている。

養生訓・和俗童子訓
貝原 益軒 (著), 石川 謙 (編さん)
岩波書店 (1961/1/5)
P284

養生訓・和俗童子訓 (岩波文庫)

養生訓・和俗童子訓 (岩波文庫)

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2020/10/06
  • メディア: 文庫

 

TS3E0491 (Small).JPG宮島

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空海でもうつになる  [養生]

 さて、3ケ月ほどで空海のうつ病が改善したのは、いくつかの可能性が考えられる。 第2には、うつ病は元々、自殺さえしなければ、6ヶ月程度で自然寛解するものである。症状が軽い場合には、状況が変わったり、休息を取ったりすることで、短期間で治るっ可能性も高い。
表現は適切ではないが、心の葛藤やトラウマ(心的外傷)などが長く続いて発症する重篤なうつ病ではなく、身体的な疲労に続くうつ病であったために、休息などによって短期間に回復した可能性である。
 第3に、懐かしい高雄山に戻れたという安堵感や親しい人たちとの再会も、うつ病の治癒機転に拍車をかけただろう。
 さらに、現代の欧米でうつ病に有効とされている「運動療法」や「マインドフルネス瞑想」という仏教の瞑想法なども、空海は修行のなかで、無意識のうちに行っていたのでなないだろうか。

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う
保坂 隆 (著)
大法輪閣 (2017/1/11)
P117

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

空海に出会った精神科医: その生き方・死に方に現代を問う

  • 作者: 隆, 保坂
  • 出版社/メーカー: 大法輪閣
  • 発売日: 2017/01/11
  • メディア: 単行本

DSC_5744 (Small).JPG

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病気などしている暇はない [養生]

 さらにプラトンは言葉を続けて次のように言う。アスクレピオスはその子孫に病を気にやむ人を癒すための医術を教えなかったが、それは、秩序ある国家で仕事を持つ人々は病気などしている暇がないことを知っていたからである。
大工が病気に罹ると、医者に頼んで、手荒だったが手っ取り早い治療をしてもらう。吐剤または下剤をかける、あるいは焼いたり切断をしてもらう、というのがその治療法である。万一医者が食事療法をとらせたり頭に包帯を巻くなどの治療を命ずるならば、その大工は「病気のことに注意を向けて、課さられた仕事をなおざりにしながら生きていても何の甲斐もない」という。
そしてその後は、「そのような医者には別れを告げて、いつもの生活へと立ちかえり、健康を回復して、自分の仕事を果しながら生きて行く。またもし彼の身体がそれに堪えるだけの力がなければ、死んで面倒から解放されるのだ。

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー (著), William Osler (著), 日野原 重明 (翻訳), 仁木 久恵 (翻訳)
医学書院; 新訂増補版 (2003/9/1)
P91

平静の心―オスラー博士講演集

平静の心―オスラー博士講演集

  • 作者: ウィリアム・オスラー
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本


DSC_0929 (Small).JPG両子寺


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がんを予防するのは難しい [養生]

 国立がん研究センターのホームページに「科学的根拠に基づくがん予防」というのがあります(https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html)。
とてもよくまとまっているので、興味のある人は読まれるといいでしょう。そこでの結論は、以下のとおりです。
喫煙 たばこは吸わない。他人のたばこの煙を避ける。
飲酒 飲むなら、節度のある飲酒をする。
食事 食事は偏らずバランスよくとる。
    * 塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
    * 野菜や果物不足にならない。
    * 飲食物を熱い状態でとらない。
身体活動 日常生活を活動的に。
体型 体重を適正な範囲に。
感染 肝炎ウイルス感染検査と適切な措置を。
    機会があればピロリ菌感染検査を。
ほとんどのことについて、前の項とこの項で紹介したので、おおよそ理解していただけるでしょう。
追加で説明せねばならんのは、塩分の取り過ぎは胃粘膜に、熱い食べ物は食道粘膜に損傷を与え、それぞれ、胃がんと食道がんのリスクになると考えられていることぐらいでしょうか。
~中略~
 しかし、この予防法、拍子抜けするほどシンプルだと思われませんか?
逆に考えると、発がんの分子機構が解明され、それに対する特異的な薬剤=分子標的薬が次々と開発されている割には、予防するのは難しい、という結論な訳です。 
    さきほど述べたように、がんになるのは、長生きの宿命みたいなところがありますから、いたしかたのないことではあります。
 現状では、タバコは吸わず、アルコールは適度に、太りすぎず痩せすぎず、ある程度は食生活に気をつけて、適度のがん検診をうけて、異常があったら精密検査をうける、っちゅうのがベストということですな。
まぁ、がんになるかどうかは結局のところ「運」みたいなもんですから、気にしすぎても意味ないし、気にしすぎなくてもあかんし、こんあところが妥当なんかもしれません。えらい平板な結論です毛で、まぁ、そんなもんですわ。

(あまり)病気をしない暮らし
仲野徹 (著)
晶文社 (2018/12/6)
P180

 

 

DSC_6209 (Small).JPG金峯山寺


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糖質制限 [養生]

「やせるために走っている」というビジネスパーソンがたくさんいます。毎日の仕事だけででも疲れるでしょうに、ご苦労なことだと思います。しかし、本当にダイエットを考えるなら、運動するよりも食事を変えることです。運動で減らせる体重などたかが知れており、とても効率的とは言えません。
 もっとも、多くの人がこれまで「食事よりも運動で減量したい」と考えてきた理由は、私にはよくわかります。食欲には勝てないからです。~中略~
第1章でも触れたとおり、ダイエットにカロリー制限は無用。糖質制限なら、空腹に耐える必要などありません。
ところが、スポーツクラブのインストラクターなどから「運動せずに食事だけでダイエットを行うと筋肉が落ちてしまう」と吹き込まれるケースがあるようです。
「運動をすれば筋肉がつく」というのは事実です。しかし、「食餌制限でやせると筋肉が落ちる」というのはウソです。
 前項でも説明しましたが、食事で糖質を制限すれば、まず、グリコーゲンが使われ、次にようやく脂肪が燃えます。その脂肪(体内の脂肪細胞に溜め込まれた中性脂肪)が全部使われてしまったときにはじめて、私たちは筋肉のタンパク質からエネルギーを得るようになります。つまり、筋肉が落ちるのです。
 そんなことは、山で遭難して何も食べずにいたようなときにしか起きません。そして70キロの男性には、1か月以上の脂肪エネルギーのストックがあるのです。(図2-2参照)。
少なくとも、ぽっこりお腹を気にしている中年男性が、筋肉からエネルギーを得なければならないほど食餌制限を貫いてしまうなどということは考えられません。
 なお、筋トレに励んでいる人たちがよく口にする「筋肉を増やすことで基礎代謝を高めればダイエットにつながる」という理論は間違っていません。
 しかし、そこまで基礎代謝を高めるには、相当のトレーニングが必要です。また、十分なトレーニング時間が確保できなければ、すぐに筋肉は落ちて元の木阿弥となります。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P105

 

 

DSC_5576 (Small).JPG筋湯温泉


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ナッツ [養生]

 クルミ、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ・・・・・ ナッツ類にはビタミン、ミネラル、食物線維、不飽和脂肪酸など体にいい成分が詰まっています。糖尿病や心疾患をはじめ、さまざまな病気を予防し、長生きできる食べ物と言えます。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P87

 

DSC_5562 (Small).JPG筋湯温泉


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オリーブオイル [養生]

P86
「体にいい」と推奨されてたものが、「実は害があった」とあとからわかることがよくあります。マーガリンなど、とくに脂質においてたびたびそういうことが起きます。
 その中で、オリーブオイルについては、ほぼ100%「いいもの」と考えていいでしょう。パンやパスタなどの糖質にオリーブオイルを加えることで、血糖値の上昇が抑えられることもわかっています。

P241
 本書で摂取をすすめているオリーブオイルは、一価不飽和脂肪酸が豊富な油です。
 サケの脂肪は多価不飽和脂肪酸のω-3が多くなっています。青魚に含まれるDHA・EPAはこのω-3系に属します。
 一時期、ω-6系のリノール酸が健康にいいとされ、トウモロコシやヒマワリを原料とする油がもてはやされたことがありました。ところが、いまでは動脈硬化を進行させることがわかっています。
 さらに、バターの代わりにマーガリンを摂取することが推奨された時代もありました。
しかし、マーガリンは本来、液体である植物性の油を人工的に固形にした不自然なものです。マーガリンに多く含まれるトランス脂肪酸は非常に危険な物質で、心疾患を増やすことがはっきりわかっています。
 そのため、欧米ではトランス脂肪酸の使用が厳しく規制されているものの、日本では野放し状態です。コンビニで売られている菓子パンやスナック菓子には、マーガリンやショートニングといった油が使われていますが、そこにはトランス脂肪酸が多く含まれていると認識してください。
 このように、脂質については「いい」と言われていたものが、数年後には「危険」に変わることも多く、いたずらに飛びついてはいけません。
 いま流行のココナツオイルは、すでに発がん性が疑われています。~中略~
2016年の研究では、エキストラバージンオリーブオイルは食後血糖値を50㎎/dl以上下げることが報告されています。
 摂取量の目安として、大さじ1~2杯(15~30ミリ)ぐらいを適量と考えていいでしょう。
 ただし、高温度の加熱処理をしていないものであること、製造日からあまり日数が経っていない新鮮なものであること、開封したら早めに使い切ることといった条件はつけておきます。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)

DSC_5521 (Small).JPG羅漢寺 (中津市) 


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間食の勧め [養生]

「あいつは、しょっちゅう、なんか食べている」
 こういう人が、ときどきいますね。見れば口を動かしていて、大変な食いしん坊のように思えます。  では、彼らがみんな太っているかというと、そうでもありません。
 同じ量なら、まとめて食べるよりもちょこちょこ食べたほうが太りません。1日3食が理想のように言われますが、本当は、5食や6食に分けたほうが、さらにいいのです。
 大事なことは、空腹でどかんと、糖質をとらないこと。「腹ぺこだから、ラーメン大盛りにして」というのは最悪です。
 自分の空腹感を察知したら、適切な分量の食品をとり、血糖値が上がりすぎないようにコントロールする。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P81

DSC_5502 (Small).JPG羅漢寺 (中津市) 


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加工肉は発がん性がある [養生]

 食べ物の発がん性については、何十年もかけて私たち消費者による壮大な人体実験が行われているようなものです。
 その壮大な人体実験によって、ハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉には発がん性があることがWHO(世界保健機関)の発表で明らかになっています。
しかし、販売に規制がかかったりすることはなく、あくまで消費者の自己判断にまかされています。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P84

DSC_5507 (Small).JPG羅漢寺 (中津市) 

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タンパク質の大量摂取は体に悪い [養生]

 スポーツクラブに行くと、プロテインやアミノ酸などのパウダーを水に溶いて摂取している人をよく見かけます。とくに男性に多いですね。
 結果にこだわる男性は、どうせ運動をするなら、筋肉がつくプロテインや疲労を取り除くアミノ酸の力を借りたほうが効率的だと考えるのでしょう。
 しかし、いますぐやめてください。
 こうした人工的な商品には、自然な食品とは比べものにならないほど大量のタンパク質が含まれます。
 詳しくは後述しますが、タンパク質によって体内で生まれる尿素窒素などの毒素は、腎臓が濾過して尿に排出します。人工的に大量のタンパク質を摂取することは、その働きを腎臓に強要し疲弊させ、重大な被害を生みかねません。
 また、タンパク質の大量摂取は骨に悪い影響を与えるという論文もあります。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P80

DSC_5501 (Small).JPG羅漢寺 (中津市) 


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酒は天から与えられた褒美である [養生]

 酒は、天から与えられた褒美である。ほどよく飲めば、陽気になり消化を助け、心配事から解放され、やる気がでる。
しかし、多く飲めば害になる。たとえば火や水は人の生活になくてはならないものであるが、同時に火災や水害ももたらす。そういうものである。
 酒も飲みすぎると寿命を縮めてしまい、せっかくの天からの褒美も台無しである。

養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P116

TS3E0299 (Small).JPGジャガイモ

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コレステロール [養生]

「コレステロール値が高いから卵や肉を控えてください」
 40歳近くなると、医者からこんな指導を受ける人が増えます。とくに女性では、閉経とともにコレステロール値があがります。
 しかし、あまり気にすることはありません。というのも、コレステロールの大半は肝臓でつくられており、食事によるものは1割程度なのです。つまり、食事によってコレステロール値をコントロールしようという努力はほとんど報われません。
 一口にコレステロールと言ってもいろいろあり、HDL(善玉)とLDL(悪玉)という区別だけでなく、酸化LDLやAGE化LDLが大きな問題だということがわかってきています。だから、コレステロールについては多様なアプローチが必要。

医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68
牧田 善二 (著)
ダイヤモンド社 (2017/9/22)
P79

DSC_5499 (Small).JPG羅漢寺 (中津市)


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健康のために食生活上で注意すべきこと [養生]

   それでは健康のために食生活上で注意すべきことはなんなのでしょうか。
これについての世界中の保健担当機関の見解は一致しています。多種多様な食品からなるバランスのとれた食生活を送ること、です。

必要なエネルギーや各種栄養が摂れ、健康的な体重が維持でき、特定のものに偏らない食生活がもっとも望ましくかつ多くの人にとって実現可能なものです。
「多種多様」とは、食材のバラエティーもさることながら、産地や製造方法、調理法などのあらゆる点で多様であることが結果的にリスクの分散につながるのです。

畝山 智香子 (著)
ほんとうの「食の安全」を考える―ゼロリスクという幻想
化学同人 (2009/11/30)
P179

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心房細動を予防したければエアロビ [養生]

軽度の運動(住人注:ウォ―キング、サイクリングなど)は、45~79歳の人では心房細動の発症を減らしています。
 中等度の運動(住人注:ランニング、サッカー、スイミングなど)は、レジャースポーツと呼ばれています。~中略~ ところがレジャースポーツは心房細動の発症を増やしませんが、減らしもしません。
 強度の運動(住人注:クロスカントリー、激しい競技スポーツ)は、逆に心房細動の発症を増やします。

心房細動のすべて ――脳梗塞、認知症、心不全を招かないための12章
古川 哲史 (著)
新潮社 (2018/12/14)
P186 

 DSC_5117 (Small).JPG風師山展望台

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心臓病にかかりやすい患者の共通点 [養生]

 フリードマン(住人注;メイヤー・フリードマン、心臓専門医)の記述によれば、このような患者は次のような特徴を示している。
  過度の競争意識、攻撃性、短気、切迫感などの特徴がそれぞれ複雑に入り混じっている。
 このようなパターンを示す人は、慢性的に、絶え間なく、そして多くは不毛に、もがき苦しんでいるように見えるー自分自身や他人、状況、時間、ときには人生 そのものに。

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
ダニエル・ピンク (著), 大前 研一 (翻訳)
講談社 (2010/7/7)
P113

DSC_6006 (Small).JPG高松

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

  • 作者: ダニエル・ピンク
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/07/07
  • メディア: ハードカバー


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心臓病にいい食べ物 [養生]

 最近の研究では、心臓病に最もよい食事は「地中海料理」だといわれています。
その理由は、オリーブ油、ナッツ、魚を多く使うことになるそうです。そういえば、「生活習慣病」という言葉を作り出し、100歳以上お元気で長生きされた故日野原重明先生も、毎日オリーブオイルを朝小さなスプーンに1杯飲んでいたと読んだことがあります。
 心臓に良い食事は地中海料理に倣って、「赤肉は少なめ、魚料理多め、野菜多め、できたらオリーブ油とナッツ、を腹八分目食べるのが良いですね」というと、「そんなことは言われなくてもわかっている」としかられそうです。おっしゃる通りですが、一般に健康によいとされている食事を、バランスよくとることこそが大切なのです。~中略~
 ちなみに、サプリメントは心臓病に効果があるのでしょうか? 最近、トロント大学の栄養科学の教室でサプリメントに心臓病の予防効果があるかどうかの調査をする研究が行なわれました。
ほとんどのサプリメントが心臓病予防に効果がなく、なんと一部のサプリメントはかえって心臓病を増やしていました。この研究の代表者も、「もっとも重要なのは植物由来の食品をベースにしたバランスのとれた食事をとることだ」と指摘しています。

心房細動のすべて ――脳梗塞、認知症、心不全を招かないための12章
古川 哲史 (著)
新潮社 (2018/12/14)
P184


DSC_5100 (Small).JPG風師山展望台


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生活習慣病 [養生]

生活習慣を改善すると、カテーテルアブレーション後の心房細動再発率を、5分の1にまで減らせるのです。
目を見張るような効果ですね。心房細動は生活習慣を改善すると、ある程度予防できる病気といえそうです。
 それでは、心房細動を予防するためには、どのような生活習慣に気をつけたらいいでしょうか?
2017年に"Is atrial fibrillation a preventable disease?"(心房細動は予防できる病気か?)という、そのまんまのタイトルの論文が発表されています。
 これによると、次の6つが重要と考えられています。  減塩、節酒、、禁煙、よい食生活、運動、ストレスをためない

心房細動のすべて ――脳梗塞、認知症、心不全を招かないための12章
古川 哲史 (著)
新潮社 (2018/12/14)
P182

DSC_5087 (Small).JPG甲宗八幡神社


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目次 養生 [養生]


養生
  1. 養生の道
  2. 疾病の説
  3. 楽訓
  4. 養生の要訣
  5. おいしいものを食べて、だれが怒りましょうか
  6. 歯が命
  7. オトナこそ歯が命
  8. 修行者も歯が命
  9. チンパンジーもフロスは気持ちいい
  10. 誰でもできる歯周病予防
  11. 味覚障害
  12. 食医
  13. たばこ
  14. コーヒー
  15. 酒は天から与えられた褒美である
  16. 体を温めよう
  17. 入浴
  18. 乾燥肌
  19. 昼寝の勧め
  20. 健康なんか気にしない
  21. 白髪なんて気にしない
  22. 生活習慣病
  23. 心臓病にかかりやすい患者の共通点
  24. 心房細動を予防したければエアロビ
  25. フットワーク
  26. ロコモティブシンドローム
  27. 健康のために食生活上で注意すべきこと
  28. がんを予防するのは難しい
  29. 難聴を予防改善するには
  30. 食塩摂取量と高血圧の関係
  31. 太ったまま血圧を気にするのは、滑稽
  32. 食事は「最強の教養」
  33. 心臓病にいい食べ物
  34. 脳にいい食べ物
  35. 脳にイケナイ食べ物
  36. 糖質中毒
  37. 糖質制限
  38. 間食の勧め
  39. 果物は太る
  40. 食物線維
  41. 脂肪は悪でない
  42. オリーブオイル
  43. ナッツ
  44. コレステロール
  45. タンパク質の大量摂取は体に悪い
  46. 加工肉は発がん性がある
  47. 焦げた食品は食べるな
  48. ストレスは脳も壊す
  49. 認知症の予防法
  50. 空海でもうつになる
  51. ビジネスマンの自療法
  52. 高齢者の脱水に注意
  53. 高齢者に「痩せましたね」は禁句 
  54. 自覚が大切
  55. 食べられないから小食
  56. 世話になる医者にも注意が必要
  57. 笑いはあなたを救う
  58. 犬はあなたを救う
  59. 病気などしている暇はない
  60. 精神的に健康であるということ
  61. 家計の健康

タグ:養生
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養生の道 [養生]

 養生に道は多言を必要としない。
 実行すべきは、大食せず、体に悪いものを食べず、色欲を抑え、悩み事をなくすことである。
 心を平静にし、言葉を少なくし、まわりの環境に合わせた生活をし、適度な運動を行い、食後にすぐ寝ないように心がけることが大切である。

養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P39

IMG_0450 (Small).JPG呉市

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高齢者に「痩せましたね」は禁句 [養生]

痩せましたね」と言った職員に聞いてみると、「褒め言葉のつもりで言ったんです」とのこと。悪気は一切なくても、高齢者にしてみると「痩せた」というのは「ガンかも」「命の危険があるのでは」と真剣に悩ませてしまいます。
 40~70歳ですと「痩せすぎ」は6%で、「肥満」が26%なので肥満のほうが問題になることが多いです。けれども年を追うごとに痩せてきて、「痩せすぎ」の人は80歳以上で11%、85歳以上は15%と増えていきます。6)
つまり「痩せた」というのは、「年を取ってやせ衰えた」という意味にもなるので禁句なのです。

しかも高齢になると、体重を元に戻す力が弱くなります。痩せたら痩せたままになってしまうのです。 ちなみにその逆、つまり、太ったら太ったままにもなりやすいです。

老人の取扱説明書
平松 類 (著)
SBクリエイティブ (2017/9/6)
P182

DSC_4110 (Small).JPG企救自然歩道


タグ:平松 類
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食物線維 [養生]

 食物線維というと同じものをどんどん食べてしまいがちですが、食物線維には水溶性の食物線維と不溶性の食物線維があります。どちらも摂取しないと、便秘が余計ひどくなってしまいます。
 不溶性食物線維は有名です。きのこや野菜に含まれますが、これによって腸が刺激され、便がしっかりと体積を維持できるのです。
 水溶性の食物線維は、海草類やネバネバした食べ物に含まれます。腸内細菌のエサとなるこれらにより、腸内細菌の働きが活発になりますから、腸内での食べたものの流れがよくなります。
多くの人は不溶性食物線維ばかりを摂りがちですが、水溶性食物線維が豊富な海草類なども食べましょう。

老人の取扱説明書
平松 類 (著)
SBクリエイティブ (2017/9/6)
P214

DSC_4122 (Small).JPG企救自然歩道


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食べられないから小食 [養生]

 食事を野菜中心にしている高齢者は多いです。若い人は脂っこいものばかり食べるので、高齢者のほうがかなり健康的に見えます。
 また、高齢者の食事は少量になりがちです。ドカ食いする若者が多いことを考えますと、これも健康的な感じがします。
 中には健康への意識が非常に高くて、野菜ばかり食べる高齢者もいます。しかし多くの高齢者は、後向きの理由でこのような食事をしてしまっているのです。
 ではなぜ、高齢者は先のような食生活をしてしまっているのでしょうか。理由は大きく三つあります。
 一つ目の理由は、肉や繊維質のものを好まなくなること。野菜を積極的に選ぶといいうよりも、肉や繊維質を避けているのです。 ~中略~
 二つ目の理由は、食べてすぐに満腹を感じてしまうこと。 高齢者は、満腹中枢がうまく機能しません。3)コレシストキニンという満腹ホルモンが空腹時も多いので、満腹なのかそうでないのかもよくわからなくなります。4)そのため志村けんさんのお笑いネタのように、さっき食べたばかりなのに「お昼はまだかいね?」と言ってしまうこともあります。
 三つ目の理由は、小分けにして食べる癖がつくため、食事の量が減ること。
 小分けにしても総量は変わらないから問題ないにでは、と思いませんか? しかし、小さく盛られていると、結果的に摂取する量が減ることが、研究により明らかになっているのです。
 人間は無意識に、小分けにされているものでもそれを見ると、十分に量があると判断してしうまうからです。つまり「満腹だ」というのは、胃や血液だけでなく、目からの情報でも決まってしまうのです。

老人の取扱説明書
平松 類 (著)
SBクリエイティブ (2017/9/6)
P179

DSC_4107 (Small).JPG


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難聴を予防改善するには [養生]

 難聴を予防改善するには、まず食事です。マグネシウムが効果的であることがわかっています。4)
 1日に日本人が摂取するマグネシウムの推奨されている量は、男性は320mg、女性は270mg。5)
ただ、一つの食材で必要量に達するのは難しいです。マグネシウムは開窓などに多く、含まれ、100gあおさは3200mgもあります。~中略~ ココアを飲みながらアーモンドを食べるというように、複数を組み合わせるのが効率のよい接種方法となります。
ちなみに、マグネシウムを摂ることは便秘にも効果的ですので、特に女性にはうれしいでしょう。
 その他耳に良い栄養素は、ビタミンCやビタミンEです。
 腹八分目の食事にするというのも効果的です。7)食べすぎないことで、耳の加齢変化を抑えられるというのです。

老人の取扱説明書
平松 類 (著)
SBクリエイティブ (2017/9/6)
P37

 

DSC_3791 (Small).JPG赤間神宮

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高齢者の脱水に注意 [養生]

 食欲不振が続くと高齢者はすぐに脱水症状を起こします。自分でのどの渇きを訴えないことのほうが多いので発見が遅れ、気がついたら元気がなく意識がもうろうとしていたということがあります。
動作がいつもより鈍い、言葉が少ないなど、なんとなくいつもと様子が違うと思ったら脱水を疑いましょう。皮膚をつまんで、戻りが遅い場合は重症です。
 脱水は放っておくと、おかしな言動をとるせん妄状態を起こすことがあります。
一見、痴呆と症状が似ているので、周囲の人を驚かせます。
 また、血液が濃くなり、脳梗塞や心筋梗塞の引き金となるので注意してください。~後略~

口腔ケア らくらく実践法―ケアと口腔リハビリで元気になる (今すぐ役立つ介護シリーズ)
日本訪問歯科協会 (監修)
創元社 (2004/01)
P135

巌流島2003.3.23.1M (Small) (1).jpg関門港 巌流島行き

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たばこ [養生]

 たばこは天正・慶長年間(一五七三~一六一五)の近年になって、他国から渡ってきた。「淡婆姑」は日本語ではない。外国語である。
 煙草は、毒である。煙を吸い込むと目が回り倒れることもある。習慣になれば害も少なくなり少しは益もあるといわれるが、害のほうが多い。
病気になったり、火事になったりと、心配ごとが増える。習慣になると、煙草をやめられなくなり家計にも負担をかけることになる。

養生訓 現代文
貝原 益軒 (著) , 森下 雅之 (翻訳)
原書房 (2002/05)
P124

DSC_5989 (Small).JPG高松

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家計の健康 [養生]

 健康でいるのが、一番の節約です。元気ならば、病院や薬にはお金はかからないし、働いて収入を得ることもできるからです。特に50代以降になると、体力の衰えや免疫力の低下などが気になってくるでしょう。普段からの体調管理は必要になってくるように思います。
 ところが、健康を気にし過ぎるあまりに身体にいいと言われる「サプリメント」を、お金に糸目をつけず片っ端から買い求める方がいらっしゃいます。
~中略~
 もちろん、自分の健康を考えるのはとてもいいことだと思います。けれど、健康を気にするあまり、「家計の健康」を害してはいけません。家計の健康も自分の身体とおなじく体調管理していただきたいのです。
 こういった健康サプリなどは一気にやめるわけにはいかないと思います。量を減らすか別のものを探すか、さぷりを飲むかわりに、運動をするなどして身体を動かすことで健康を手に入れるというのもいいのではないでしょうか。


「貧乏老後」に泣く人、「安心老後」で笑う人
横山 光昭 (著)
PHP研究所 (2015/10/3)
P125








DSC_2751 (Small).JPG松江


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おいしいものを食べて、だれが怒りましょうか [養生]

 口から入る栄養の重要性を、もういっぺんわれわれは、よく考えてみなければなりません。
お料理を見て、おいしそうだなと思うとだれでもよだれがでてきます。消化器の中にも、消化液がでてくるわけです。それが香りゆたかで、味わっておいしいと、消化力をより高めて、精神的にも、ほのぼのとした気持ちになります。
おいしいものを食べて、だれが怒りましょうか。みんな、気分がよくなります。自律神経の調節が、リズミカルに行われている証拠です。そこには緊張がありません。穏やかな、精神の安定ができます。さらに自律神経の調整は、ホルモンの分泌に役立ちます。
それが、病に打ち勝つ力となり、免疫機構にまで影響する、ということもわかってきています。口から食べれば、同じ栄養素であっても、病人の回復力に大きなプラスがあるわけです。
 ですからどうしても、経口的に食べていただきたいのです。

患者本位の病院改革
新村 明(著),藤田 真一(著)
朝日新聞社 (1990/06)
P27





DSC_2238 (Small).JPG風のガーデン


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昼寝の勧め [養生]

 人間の活力や集中力は、午前中に上昇し、正午ごろに最も高くなり、昼食後の午後2時~3時頃にかけて低下する。
交通事故は注意力の低下する午後の早い時間に多く発生するという。
 午後4時過ぎに再び活発になり、日が落ちると、就寝に向けて再び低下する。
この点からも、心身のテンションが低い午後2時~3時に昼寝をするのは、合理的なのだ。
 大工や土木作業に従事する人などは、たいてい昼食後に昼寝をしている。こうした仕事は朝が早く、重労働だ。危険な作業も多く、集中力の低下は自己の原因につながる。
昼寝をして体を休め、午後の仕事に備えているのである。


高血圧はほっとくのが一番
松本 光正 (著)
講談社 (2014/4/22)
P178




興福寺 (10).JPG興福寺

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犬はあなたを救う [養生]

(住人注;犬を飼ってない人とくらべると)犬を飼っている人は日常のストレスを上手に乗り越えられ、生き方が穏やかで自信もあり、鬱になりにくいことがわかった。

その科学が成功を決める
リチャード ワイズマン (著), Richard Wiseman (原著), 木村 博江 (翻訳)
文藝春秋 (2012/9/4)
P193

P1000020 (Small).JPG

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