何もしないのがいちばんのリスク [経営]
わが社では、実際にやってみること、行動を起こすことをもっとも重視しています。
世の中にはよくわからないことが多いから、「わからないんだったら、やってみたらどうか」と言います。
そうすると自分の無知に気づき、失敗の原因を考えてまたやる。二回目でも別の失敗をしたりして、もうちょっと改善できるところが見つかるので、、またやってみる。
そうやって絶え間ない改善、まずやってみる改善で自分のレベルや知識をどんどん上げることができます」
張富士夫
若松 義人 (著)
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ
大和書房 (2007/03)
P117
貧乏トヨタの改善実行術 カネがないなら知恵を出せ (だいわ文庫)
- 作者: 若松 義人
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2020/04/08
- メディア: 文庫
心と行動を読み解き、顧客をつかむ [経営]
①お客さんの感性に訴え、感性を育成する
②人間的なコミュニケーションを行い、顧客コミュニティを育成する。
③感性を軸にした商品ライン・MD(マーチャンダイジング)を持つ
小阪裕司 (著)
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ
PHP研究所 (2006/11/18)
P145
「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)
- 作者: 小阪 裕司
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/18
- メディア: 新書
顧客の立場で考える [経営]
P77
今の顧客は、売り手が自分たちの都合を押し付けていることを敏感に感じ取ります。
大切なのは常に”顧客の立場で”考えることです。わたしが”顧客のために”という言葉を社内で禁止するのも、この決めつけや押し付けをなくし、常に”顧客の立場で”で考えることを徹底させるためです。
鈴木 敏文
P214
死に筋排除の大切さは、FC会議でも繰り返し話します。ただ、それをオーナーにそのまま伝えるなら誰でもできます。
重要なのは、どんな情報が相手にとってメリットがあるのか、どんな情報に価値を感じるのか、相手の立場に立って考え、自分なりに消化した情報を提供することです。
鈴木 敏文
勝見 明 (著), 鈴木 敏文, 野中 郁次郎
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
宝島社 (2005/10)
セブン‐イレブンの「16歳からの経営学」―鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2020/03/28
- メディア: 単行本
企業が危機に直面する原因 [経営]
古いものを抱え込まない [経営]
知っていても言わなかったら、人は知識がないのだと思って寄り付かなくなる。
また、よいアイデアが浮かんでも言わなかったら、人間の能力にはあまり差がないので、そのうち誰かが同じようなことを考えつく。そのときになって、自分はだいぶ前から考えていたことだと言っても遅い。
先にいった人が勝ちだという単純明快な論理である。
自分がもっているものを次々に人に提供していくからこそ、さらに自分を豊かにするために勉強するという姿勢が生まれてくるのだ。
自分が現在もっているものは、もっているという事実だけで、すでに古くなっているのだ。
山崎 武也
一流の条件―ビジネス・スタイルを固める43章
日本能率協会 (1990/08)
P123
できない理由を考えるな [経営]
パクられる位でないと [経営]
新企画、新事業はまねされても気にしない。
真似をされること自体が勲章であり、常に一歩先を見据えて歩めば、
他の追随を許すこともない。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P109
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
百工あれば百念あり [経営]
真心をこめる [経営]
なおざりな仕事をしていると必ず客に見抜かれる。
それは感謝の気持ちがないからだ。
感謝の気持ちをもっていれば、灰皿ひとつ替えるにしても真心がこもる。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P43
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
プラスアルファーのサービス [経営]
P33
マニュアル通りのサービスでは思いは伝わらない。
プラスアルファーのサービスをしようとするならば、
まずは、それを見つけようとする意欲がなければならない。
P95
さり気ない気配りにはその人の人柄がしのばれる。
サービスにしてもしかり。
マニュアルの域を出ないサービスは、真のサービスとはいえない。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
サービスの基盤に必要な条件 [経営]
Smile・Speed・Sincerity (誠意)が備わっていなければならない
Energy すなわち活き活きした力が漲っていなければならない
Revolutionary 革新性がなければならない。
Valuable 価値が相互に共有できなければならない
Impressive 印象深くなければならない
Communication 双方向の交流がなければならない
Entertain もてなしの心・配慮がなければならない
武田 哲男 (著)
「サービス」の常識
PHP研究所 (2008/1/19)
P39
アドリブ [経営]
ぶっつけ本番と事前に準備したものとでは雲泥の差が生まれる。
どちらが人に感動を与えるか。当然後者である。
準備してくれたことにも人は感動するからだ。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P167
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
いままで顧客自身が気づかなかったニーズを発見してもらう [経営]
現在在るニーズにこたえることは大切である。
しかし、同時に利用客がそこにニーズを発見するシステムを考えてゆくことも、
サービスの重要な要件だと思うのである。
視点さえ間違っていなけえれば、たったひとりのニーズは、
必ず、普遍的なニーズに昇華する。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P49
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
- 作者: 橋本 保雄
- 出版社/メーカー: 大和出版
- 発売日: 1999/09
- メディア: 単行本
信頼関係 [経営]
コミュニケーション能力を鍛えろ [経営]
「○○さんの話は理解しました」という言葉だけですませるのではなく、ときには相手が一番わかってほしいかったことをつかみ、それに対してちゃんと理解していると伝えることが大事です。
<イラスト&図解>コミュニケーション大百科
戸田久実 (著)
かんき出版 (2019/2/14)
P76
提示する選択肢の数は少なく [経営]
相手の話を聞きましょう [経営]
利に合ざれば而ち止まる [経営]
夫れ戦勝攻取して其の功を修めざる者は凶なり。命(なず)けて費留(ひりゅう)と曰う。
故に明主はこれを慮り、良将はこれを修め、利に非ざれば動かず、得るに非ざれば用いず、危うきに非ざれば戦わず。
主は怒りを以て師を興すべからず。将は慍(いきどお)りを以て戦いを致すべからず。利に合えば而(すなわち)動き、利に合ざれば而ち止まる。~後略
新訂 孫子
金谷 治 (翻訳)
岩波書店; 新訂版 (2000/4/14)
P171
情の交流が絆を生む [経営]
人間関係で一番大切なのは情の交流だ。
どんなに大勢の人間と接しても、そこに情の交流がなければ、
絆は生まれないし、感動もない。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P209
自分の意思で買いたい [経営]
人に物を売りつけられたとか、人の言うなりになったとか思うのは、
誰でも嫌なものです。
誰もが自分の都合で、そして自分の意思で、
物を買っているんだと思いたいのです。
デール・カーネギー 著
田中 孝顕 訳
こうすれば必ず人は動く
騎虎書房
P89
解雇規制と生産性 [経営]
雇用不安が高まると失業による所得リスクを小さくするための政策が重要になる。最も典型的な失業リスクにそなえるための公的政策は失業保険制度である。完全な失業保険があれば、人々は失業しても消費水準を下げなくてすむ。
失業保険制度の最大の問題は、仕事をするのが嫌で働きたくない人が、失業したと偽って失業保険をもらったり、まじめに職探しをしないことだ。
このようなふまじめな失業保険受給者を排除するために、失業給付の水準を低くしたり、失業給付期間を短くしたりすることが多くの国で行われている。
そのような場合、人々を失業による所得ショックから政府が守っていくためには、政府は人々の失業リスクそのものを引き下げる政策をとらざるを得ない。
一つの方法は、解雇規制を厳しくすることである。そうすれば、既に雇用されている人々の所得低下リスクは小さくなる。
一方で、仕事を探している人の就職率が低下するので、失業期間は長期化する。それでも、現在雇用されている人のほうが、仕事を探している人より多いので、国全体としては失業リスクが低下し、人々の所得低下リスクも低下する。
雇用調整が難しくなることによって、生産性が低下するというコストがかかるが、人々の雇用の安定が得られるのである。
競争と公平感―市場経済の本当のメリット
大竹 文雄 (著)
中央公論新社 (2010/3/1)
P122
稼ぐ人間の分類 [経営]
儲かる漁師を分類すると、次の6つにそのタイプを説明することができるだろう。
1、商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
2、自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
3、商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
4、まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
5、自分が企業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人(リーダー)
6、投資家として市場に参加している人(インベスター=投資家)
まず理解していただきたいのは、「資本主義社会の中で安い値段んでこき使われず(コモディティにならず)に、主体的に稼ぐ人間になるためには、この6タイプのいずれかの人種になるのがもっとも近道となる」ということである。
僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史 (著)
講談社 (2011/9/22)
P112
駄馬を使いこなすのがマネジメント [経営]
リーダーには、優秀だがわがままな人をマネージするスキルも大切だが、優秀ではない人をマネージするスキルのほうが重要なのである。ダメなところが多々ある人材に、あまり高い給料を払わずとも、モチベーション高く仕事をしてもらうように持っていくのが本当のマネジメント力なのだ。
僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史 (著)
講談社 (2011/9/22)
P190
- ショップ: 楽天ブックス
- 価格: 1,944 円
イノベーション [経営]
言うまでもなく企業のイノベーションとは、「企業が革新的な技術、あるいは商品やビジネスモデルを生み出すこと」です。ではその条件とは何でしょうか。
この単純で奥の深い疑問について、経営学には一つのコンセンサスがあります。それは「イノベーションを生み出す一つの方法は、すでに存在している知と知の組み合わせることである」ということなのです。
世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア
入山 章栄 (著)
英治出版 (2012/11/13)
P126
真のニーズを見極める [経営]
それぞれのホテルにはそれぞれの持ち味があっていい。
豪華さや高級感だけが利用者のニーズにマッチするとは限らない。
橋本 保雄 (著)
感動を与えるサービスの神髄―ホテルオークラを築いた人間(おとこ)の経営学
大和出版 (1999/09)
P149
上司で部下は変わる [経営]
人に捨うたる者はこれなく候 [経営]
きちんと役割と責任を与えて、それを評価する。これは、控え選手や裏方的な存在に甘んじている人のモチベーションを維持するのに、非常に大切なことです。
余談ですが、おもしろいことに、広瀬選手(住人注;廣瀬 俊朗)のように試合には出ないけれどもチームのサポートに徹する選手は、外国のチームにはいないようです。
エディさんは、そうした選手の重要性を、女子サッカーなでしこジャパンの佐々木則夫監督から教えてもらったそうです。
ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」
荒木 香織 (著)
講談社 (2016/2/19)
P91
優秀な営業マン [経営]
①優秀な営業マンは、お客さんとのファーストコンタクトを非常に大事にしている
②優秀な営業マンは、自分よりお客さんのほうが話す時間が長い
③優秀な営業マンは、お客さんをよく観察して、個別のお客さんのニーズに合う提案をする
④優秀な営業マンは、お客さんに何か必ず親切なことをする
ビジネスマンのための「行動観察」入門
松波 晴人 (著)
講談社 (2011/10/18)
P132
長々としゃべるな [経営]
企業家には二つのタイプがいる。
一つは話好きなタイプだ。
このタイプの企業家は、こういう偉い人が自分の自分のアイディアを支持してくれたとか、こういう人たちを知り合いだとか、こういう会議にでたことがあるとか、いろんなことをしゃべりまくる。
だが、そういう人のアイディアから何かがはじまったためしはほとんどない。
もう一つのタイプは、的を射た手短かな説明で、自分のアイディアを売り込む。それで終わりなのだ。
結局そういう人は、アイディアを実行に移すための資金を、あちこち回って集めるのに大忙しなのだ。
このタイプも必ず成功するとは限らないが、自分のアイデアについて、長々としゃべりまくることはない。
アラン・M・ウェバー (著), 市川裕康 (翻訳)
英治出版 (2010/2/25)
P60